にわかお城ファンの旅行記

にわか城好きの歴史探訪記

周りに影響されて城巡りを始めました。百名城スタンプ目当てだったのに気がついたら沼にハマっていました。

真如堂の紅葉 -京都テイクアウトグルめぐり⑦

前回京都に入ったこの旅行、ここからちょっとだけ過去旅に入ります。
行ったつもり紅葉狩り
はじめは銀閣寺などがある東山エリアの真如堂へ。
JR東海の「そうだ京都行こう」キャンペーンのポスターに二度も登場した紅葉の名所です。
真っ赤な紅葉に威厳のある本堂や三重塔など写真映えするスポットが盛り沢山。
人は多いですが王道コースから少し離れることもあって激混みではなく、楽しく拝観できました。ああまた行きたい。

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真如堂へのアクセス

さて、今回の行ったつもり旅行、実際に訪問したのは2017年の秋です。
この時も激混みの秋の京都でしたが、うまく人混みを避けつつ訪問できましたので、真如堂までのアクセスを振り返ります。
道のりは以下の通り。

阪急河原町駅→市バス乗り換え四条河原町から百万遍バス停→徒歩で京大学園祭を眺めつつ20分程度で真如堂へ。

京都の市街地はバスが発達していて便利ですが、紅葉シーズンになると、人が多くて乗れない・乗っても渋滞で動かない、の地獄絵図となることで有名です。

真如堂の最寄りバス停、真如堂前、または錦林車庫前へのバスも前後で京都駅と銀閣寺を通るので混雑します。。。
ということでちょっと遠いですが歩けないことはない百万遍のバス停まで、観光地を通らない系統の市バスを使いました。
元住民が知っている裏道というやつです。昔住んでいた時の知恵ですね。

百万遍からは京大の学園祭を見つつ、しばしのお散歩。
若くて勢いのある学園祭を眺めて歩くと、散歩も短く感じました。
京大を抜けて坂を少し登ると真如堂に到着です。

真如堂の紅葉

紅葉の名所として有名な真如堂は正式には鈴聲山真正極楽寺といいます。
天台宗のお寺で、正真正銘の極楽の霊地、という意味を込めて名付けられ、その本堂を表す真如堂という名前が通称となったそうです。
初めて知りました。

2002年、2019年の「そうだ京都行こう」ポスターに選ばれたように桜や紅葉の名所として有名でシーズンには多くの人が訪れますが、それ以外の時期は綺麗な境内に静かな雰囲気が漂うお寺です。

さて、歩きでやってきて最初は総門から。
総門の外からすでに紅葉の景色が広がっています。

総門と紅葉
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立派な紅葉です。
人の数もそこまでではなく、これくらいなら十分見て楽しめそう。
京都の紅葉は中に入る気を無くすくらい混んでいることがザラですからね。。。

総門の脇にはお寺の碑があります。
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みんな真如堂と呼んでいるように、ここでも真如堂の方が大きく刻まれています。

総門をくぐって境内へ。
ちなみに境内だけなら拝観料はかかりません。

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境内はさながら紅葉のトンネルのようです。

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あまりに立派だったのでアップ写真に挑戦。

真如堂の境内には三重塔があります。
1817年に再建されたもの。
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残念ながら中には入れません。

ということでひたすら外から良いアングルを探します。
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黄みがかった紅葉とのコントラスト。ちょっと近い。。。
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こちらは真っ赤な紅葉と。
見た目にも色の違う木々があって本当に絵になります。

さきへ進むと本堂です。最初に参拝から。
ただ、正面の写真はさすがに人が多くて撮れませんでした。

翻って改めて紅葉を愛でます。
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本堂わきの紅葉とのコントラストがきれいです。

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近くまで行ける木があったのでドアップにしてみました。
この時の紅葉はタイミングもばっちりで本当にきれいです。

本堂の脇には茶所があったので、甘酒をいただいてしばし休憩。
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紅葉を眺めながらの休憩です。

境内西側の総門から入りましたが、東側に抜けることができます。
ということで、本堂を回りこんで東側へ。
こちらの方がバス停には近いです。
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本堂の東側も紅葉に囲まれています。こちらはオレンジの紅葉がメインですね。

そのまま東側の参道を降りて、次の目的地へ。
もうすこし東山の紅葉巡りを続けます。
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こちら側の参道はまぁまぁな坂道ですが、カラフルな木々を眺めつつ楽しく降りることができました。

基本情報

真如堂
京都府京都市左京区浄土寺真如町82

  • HP

    shin-nyo-do.jp

  • アクセス
    バス: 京都駅から市バス5、17系統などで真如堂前、または錦林車庫バス停下車 徒歩約10分
    車:  駐車場は少ないので公共交通での訪問が推奨されています。

この旅は近江牛からでした。

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Daniel’s Mondoのイタリアン -京都テイクアウトグルめぐり⑥

ようやくタイトルに追いついて京都に入りました。
こんなに滋賀の内容が多いならタイトルも滋賀メインにしておけばよかった。

ちなみに旅行日程的にはまだ1日目の夜です。
それだけ滋賀のお城で内容が濃かったということで。

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リーガロイヤルホテル京都

GOTOの恩恵に預かって普段は泊まれない宿に泊まりました。
憧れのリーガロイヤルホテルです。
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リーガロイヤルホテル京都は京都駅近くにあります。
歩いても10分程度の距離ですが、新幹線のある八条口からシャトルバスが出ています。さすがは高級ホテル。
距離的には歩いた方が早そうですが。。
ちなみに車は車寄せにつければ駐車場を案内していただけました。
駐車場もたくさんあるようで、車でも問題なしです。

入館時に検温とアルコール消毒、エレベーターは少人数で乗るなどの感染症対策を取られていました。

こちらはフロントにあった紅葉案内。
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ちょうどこの頃(11月下旬) 京都の紅葉が真っ盛りだったので、紅葉目当てと思われるお客さんで大混雑でした。
せっかくなので、このブログでも過去写真で少しご紹介する予定です。

泊まったのは素泊まりツインのお部屋。
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至ってシンプルなお部屋でしたが、まったく不便さを感じることなく泊まることができました。
唯一の不満は冷蔵庫がミニバーになっていてモノが入れづらかったことぐらいでしょうか。

チェックインするまでは良い宿に緊張していましたが、部屋に入ってからはとてもリラックスできるお宿でした。

Daniel's Mondo

さてこの日の晩ご飯は京都駅前にあるイタリアン、ダニエルズモンドさんのテイクアウトにしました。
京都に数店舗構える人気イタリアングループ、ダニエルズの系列店です。
学生時代以来でお世話になります。

danielsmondo.owst.jp

お店は袋小路の突き当たりにあってわかりにくいので、地図をよく見て訪問した方が良いです。
HPのビックカメラ西という表記は合ってはいるんですが、裏通りなので。

テイクアウトは買い出しついでにお店で注文しました。ネット注文もあるようです。
この日は混んでいたので頼んでから受け取りまでは3-40分くらい。
お急ぎなら予め頼んでおくのが吉です。

旅行者なので、お箸などもお願いしてしまいましたが、快く付けていただけました。
テイクアウトメニューはこんな感じです。
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頼んだ料理はこちら。

マルゲリータエクストラ 2000円
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生地がもちもちでした。
シンプルなピザほど難しいのでしょうが、文句なしにとても美味しかったです。
1番人気というのも頷けます。

信州太郎ぽーくと秋ナスのミートソースピッツ 1780円
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生地がもちもちでした。(2回目)
ミートソースなのでマルゲリータとは違った味わいでしたが、もちもちの生地によくあっていました。
どちらも本格的なピザで頼んで良かった一品です。二品かな。

二人でピザ2枚でも思ったよりお腹に溜まったので、サイドメニューは加減して頼んだ方が良いかもしれません。

その他のサイドメニューです。

本日のスパニッシュオムレツ 600円
ブロッコリーのペペロンチーノ450円
生ハムシーザーサラダ パルミジャーノのドレッシングで 980円

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頼みすぎました笑 お腹いっぱいになりました。

スパニッシュオムレツはサイズにビビりながら頼みましたが、サイドメニューサイズで一安心。
ブロッコリーのペペロンチーノはブロッコリーを使ったペペロンチーノパスタではなく、名前の通りブロッコリーをペペロンチーノ風に味付けしてあります。
サラダも含めて安定のおいしさでした。

こんなお店がテイクアウトできたら散財してしまうかも。

r.gnavi.co.jp

次回はちょっと時間を遡って過去の京都紅葉めぐりをお届けします。

この旅は近江牛からでした。

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八幡山城(157) -京都テイクアウトグルめぐり⑤

いっこうに京都に入らない京都テイクアウトグルめぐりですが、もう少しだけ滋賀を巡ります。
訪問したのは八幡山城
近江商人の街、近江八幡の城下町を作った羽柴秀次のお城です。

1年半前にスタンプを押したときは、八幡堀の桜が印象的で、城跡はほとんど覚えていませんでした。
改めて来てみると山上に当時のものと思われる石垣がたくさん残っていて良きでした。
ただ、今度は紅葉の時期にドンピシャだったので、やっぱり城跡以外が印象的だったかも。

お城:八幡山城(136) 滋賀県近江八幡市
HP: 八幡山城跡 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!
訪問日:2019年4月、2020年11月
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概要

羽柴秀次が近江など43万石の領主となった1585年に、安土を見下ろす地に居城として築城しました。
山頂に城郭、麓に居館、周囲に城下町を安土城下から移して築かれ、特に城下町には琵琶湖の水を引いた八幡堀を巡らせるなど、商業の発展に力が入れられました。

秀次は1590年に清州城へ移封、代わって京極高次が入りましたが、1595年の秀次事件で秀次が切腹京極高次は大津城へ移り、八幡山城はわずか10年で廃城となりました。

訪問記

冒頭でも触れた通り、八幡山城は2019年春に続いて2度目の訪問です。
一度目はお祭りと重なって大混雑でしたが、今回はそこまでではなく、日牟禮八幡宮門前の駐車スペースにちょうどよく空きを見つけることができました。

車から降りると目の前に立派な門。日牟禮八幡宮です。
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この日は七五三の時期で着飾ったご家族で大賑わいでした。
よそものがお邪魔するのも悪いので先へ向かいます。

歩いてすぐにロープウェー乗り場に到着。
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15分おきに出ていて、下の駅にはちょっとしたお土産売り場もあるので、結構便利です。
この日は紅葉延長運転もしていました。

麓の居館跡を見てから城郭を目指すなら歩きもありですが、結構な山登りになるのでまた次の機会へ。
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ロープウェー乗り場にも飛び出し坊やがいました。
ロープウェーから飛び出して今にも落ちそうですが、大丈夫かな。
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距離は短めで、山頂駅にも5分くらいで到着です。
山頂駅にスタンプ。

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モデルは石垣ですね。楽しみ。

山頂駅を出ると看板。
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ロープウェーがあるだけあって、観光に力が入っています。

順路に沿って進むと早速綺麗な紅葉
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そして立派な石垣。
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八幡山城は総石垣のお城で、今でもいたるところに石垣が残っています。
これは野面積になると思いますが、石のサイズが揃えられていて割ときれいな印象です。

せっかくの立派な石垣なのに案内が全くないのはもったいない気もしますが、展望目当てのお客さんにしてみたらなんてことはない石垣になってしまうんでしょうか。

先へ進むとお願い地蔵尊
お地蔵さんがたくさんいて気になりましたが、熱心に参拝されているご家族がいたので遠目に眺めつつ先に進みます。

山門と西の丸の分かれ道。
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まずは本丸にある瑞龍寺に向かいます。ここも紅葉が綺麗。

すぐに瑞龍寺の山門に到着です。
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山門と紅葉。この山門がかつての本丸虎口でした。

反対から見たら構造がもう少しわかりやすいです。
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右奥が山門につながっていて、屈曲しながら降りていく形になっています。
まぁわかりにくいですね。。どう撮ればいいのでしょう。

本丸、瑞龍寺門跡前の紅葉が光に映えてとても綺麗でした。
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紅葉を一通り見物したら、瑞龍寺門跡へ。
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瑞龍寺は秀次の菩提を弔うために、秀次の母、日秀尼によって1596年に京都の村雲に創建され、1961年に八幡山に移ってきました。
有料で本堂内部の見学も可能です。

脇には金生稲荷という金ピカのお社がありました。
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なかなかに現代的な建物ですが、この場所は本丸虎口を形成する石垣の上にあって横矢を掛けられる場所なので、かつては重要な場所だったはず。

すっ飛ばしてきたほかの曲輪を見に行きます。
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石垣と紅葉のコントラストも良いです。

北の丸への道端。こちらにも古そうな石垣が残っています。
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雰囲気はとても良いのですが、現地だと排水パイプがたくさん刺さっていてちょっと残念でもあります。
現役で使われているので仕方ないことではありますが。

北の丸に到着です。
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北の丸は今は恋人の聖地として推されていて、写真には写っていませんが、明らかにカップルを狙ったもの、映えを狙ったものが作ってあります。
琵琶湖と一緒に撮る写真は綺麗ですが、狙って作ったものって嬉しいのかなと思ってしまいました。。
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ちょっと雰囲気が違いますが、実は礎石が残っています。
個人的にはこちらの案内板を整備してほしいのですが。。。

眺望はとても素敵です。
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左の山はきっと安土山で、点のように見える白い部分は石垣でしょうか。
湖側は映えスポットです。確かに湖バックはロマンチックでしょう。

もう一つの曲輪、西の丸へ向かいます。
途中にはやっぱり石垣。
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ここでも隅は算木積みになっていて、しっかりと積まれていました。

西の丸
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右手のステージは何でしょう。
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西の丸にも同様に礎石が残っていました。

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西の丸からの琵琶湖の眺望。
西日になりつつあるタイミングで、何となく良い雰囲気です。
ぼーっと眺めていたい。

ロープウェー乗り場に戻りつつ、見残したところを浚えていきます。
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たぶん出丸方面だと思いますが、立ち入り禁止になっていました。残念。

ずっと戻って二の丸
二の丸は展望台とロープウェー乗り場になっているので、雰囲気はありません。。
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ですが、紅葉の絨毯が敷き詰められていました。
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きっと頑張れば映える写真が撮れるはず。

展望台からは近江八幡の城下町がよく見えます。
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城下町の整然とした街並みがよく見えます。
山麓から駅まで真っすぐ続く道はきっと由緒正しい道でしょう。由来が気になります。
普通に眺望を楽しみつつ、帰りのロープウェーに乗り込み、八幡山城は終了です。

が、城下町でもう少しだけ続きます。
春に訪問した際の八幡堀です。
訪問したのは2019年4月中旬。ちょうど桜が満開の時期でした。
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桜がきれいな八幡堀を散策したので、少しだけ。

八幡堀は、八幡山城築城と同時期に秀次によって作られました。
当時物流の中心であった琵琶湖と市街地をつなぐ水路です。
八幡山城は直ぐに廃城になってしまいましたが、この水路のおかげで廃城後も近江八幡の町は大きく発展することとなります。

今の八幡堀の近辺にも白壁の土蔵などが立ち並んでいます。
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まぁすごい人でしたが、この眺めを見られるなら頑張れるというものです。
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今も水路を船で巡る水郷めぐりを楽しむことができます。
この景色を堀から眺めたら気持ちいいでしょうね。

春も秋も絵になるお城でした。

感想

満足度 2.5/5

城跡の石垣はとてもよく残っていて良いですし、城下町も風情があり、桜も紅葉もとてもきれいで、お城に興味のない人でも楽しめる地ではないでしょうか。

ただ、城跡という面では観光地化しすぎな気も。。
ロープウェーの恩恵を受けている分、仕方ないですが、LOVEオブジェはちょっと違うんじゃないかなと。
人が来ることが先決なのはわかるので、素人ながら共存できる手を探したいなとちょっと考えてしまいました。

基本情報

八幡山城
滋賀県近江八幡市宮内町

  • アクセス
    電車:JR近江八幡駅からバスで10分 大杉町八幡山ロープウェイ口バス停下車徒歩5分 または近江八幡駅から徒歩25分
    山上へはロープウェイがあります。
    車:名神竜王ICから30分
      駐車場あり
    日牟禮八幡宮の門前に無料で駐車可能(ただし混雑)
    近くに広い有料駐車場もあり(市営小幡、市営多賀)こちらは繁忙期でも特に駐車可能でした。
  • スタンプ・開館時間
    八幡山ロープウェイ山上駅 降りてすぐです。
     9:00~17:00(最終 16:30) 紅葉延長運転あり
     休業日:2月にメンテナンス期間あり
     運賃:大人片道500円往復890円 子供は半額です
  • 城跡
    散策自由
  • 所要時間
    0.5時間
  • 付近のスポット
    近くの百名城だと安土城観音寺城でしょう。
    あと前回ご紹介したクラブハリエのラコリーナ近江八幡がすぐです。

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ラコリーナ近江八幡で焼きたてバームクーヘンを。-京都テイクアウトグルめぐり④

安土城に続いて、八幡山城に向かいます。
と、その前に八幡山の足元にある有名なスイーツやさんへ寄り道。

寄り道したのは和菓子のたねややバームクーヘンのクラブハリエを展開するたねやグループの旗艦店 コリーナ近江八幡
見た目のインパクトも抜群なこちらのお店は、観光スポットとしてもとても魅力的でした。
距離も近くて八幡山城安土城の訪問時にちょうどいい寄り道スポットです。
今回の訪問では時間の都合もあってお土産購入のみでしたが、以前に訪問したカフェの写真と合わせてご紹介します。

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コリーナ近江八幡

クラブハリエといえば大人気のバームクーヘンはもちろんですが、個人的には大人気のケーキバイキングの方が記憶に残っています。
学生のころ友達が大行列にもめげず始発に乗って開店前から並びに行っているのを見て感心していました。
7時に並んで13時に食べる気力はないなと思ったら、今は受付順ではなくネット予約制になったんですね。

大人になったので量より質ということで、おとなしくバイキングではないコリーナ近江八幡にお土産を求めてやってきました。

こちらのお店、外観から非常に特徴的です。
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一面植物に覆われた建物はまさにジブリのような外観です。ラピュタみたい。
まぁ現地では縄文時代の建物みたい、と言っていましたが。
ちなみに屋根からはずっと水がしたたり落ちていました。きれいの裏には努力が欠かせませんね。

この建物の中に和菓子のたねやクラブハリエのショップ、バームクーヘンを食べられるカフェがあります。
他にも敷地内には食事を食べられるフードコートやギフトショップもあるので、長い時間を予定しても楽しめそうです。

まだまだ拡張の計画もあるようで、そちらも楽しみです。

taneya.jp

さて、この日のお目当ては、ここと東京、滋賀のもう1店舗でしか買えない焼きたてバームクーヘン
消費期限1日とお土産にもしづらい逸品ですが、この旅はテイクアウトグルメがテーマなのでぴったりです。

が、建物に近づくとコロナ不況関係なしでこの日も大行列。
建物の外にまで出そうな勢い。。駐車場は余裕で入れたのになぁ。
安土城で疲れていた上に、八幡山城の最終ロープウェーの時間も迫っていて、ちょっと並べないのでこの日はスルー。。。

ということでちょっと時間を遡って、コロナ前訪問時のカフェの記憶をどうぞ。

焼きたてバームクーヘン

時を戻そう、2016年9月。

この時は滋賀メインの観光旅で長浜の黒壁スクエアや彦根城を回った後、17時前の訪問です。
ちなみに当時は電車旅でしたが、近江八幡駅からバスで一本、バス停はお店の目の前、バスはそれなりの本数走っていて車以外でのアクセスも容易でしたよ。
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9月なので建物が青々としていて一層ジブリっぽいですね。

閉店時間を気にしつつカフェへ急ぐと、このタイミングでも待ち時間がありましたが、なんとかバームクーヘン売り切れ直前に滑り込みセーフ。

頼んだのはもちろん焼きたてバームクーヘン
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合わせて頼んだ飲み物は覚えてません…

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ただ、とても美味しかったことは記憶に残っています。今この写真を見ても改めて涎が出てくる。。

ふわふわのシフォンケーキのような食感と甘すぎない甘さが本当に美味でした。
これなら始発で行くのも大行列に並んで食べるのもよく分かります。まぁ今回は断念しましたが。
買いに行くなら時間に余裕をもって訪問を、ですね。

r.gnavi.co.jp

次の八幡山城へ向かいます。

この旅は近江牛からでした。

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安土城(51)後編 -京都テイクアウトグルめぐり③

前回に引き続き安土城訪問記です。
前回はこちら

tmtmz.hatenablog.com

ようやく天主跡に向けて登山開始です。
こんなに一段一段が高くて昔の人は疲れなかったんでしょうかね。私はくたびれました笑

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訪問記

大手道

門を越えるとすぐに大手道が始まります。

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まっすぐに延びる太くて立派な道。両脇には重臣の立派なお屋敷跡。
安土城のシンボルです。
にしても良くこんなもの作りましたね、本当に。当時の権力や人柄がにじみ出ている気がします。

大手道を通じて何か所も石仏が石として使われていました。転用石ですね。
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当時のままに残しつつ、ちょっと目立たせて踏まないようにしている両方面への配慮がいいですね。

大手道左手には羽柴秀吉邸跡
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上下二段の郭からなり、下段には櫓門と厩が、上段には高麗門や隅櫓、主屋が建っていました。

武者走りを通って上段に上がることができます。
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気分は秀吉ですね。(言い過ぎ

上段郭へ。
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主殿の礎石が残っています。
案内板の主殿の絵が実寸大で想像できてとてもイメージが膨らみます。立派です。

大手道を挟んだ向かい側には前田利家邸跡
こちらは伝羽柴秀吉邸より複雑な構造をしていて、上中下三段の曲輪や枡形虎口からなります。
また、枡形虎口を囲むように多聞櫓や隅櫓、門があったと考えられていますが、礎石がなかったりして、不明な点も多いです。
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こちらはその枡形虎口の全景。

左手には6mにおよぶ三段の石垣。
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石垣には武者走り、武者だまりなどが設けてあり、多聞櫓より近くで侵入者を攻撃できるように設計されています。
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多聞櫓につながる階段は蔀の石塁で隠されていて、道も細く、さらに侵入を難しくしています。
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この先も見てみたいところですが、主殿跡は整備されておらず、ここまで。
それでも当時の思想が垣間見えてとても面白いです。

先へ進みます。

大手道は真っすぐの道を過ぎて横道・七曲り状部分
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つづら折れにするのでなく、グネグネと曲がりながらも前へ前へと登るのは珍しい気がします。
この辺が一番急で、一段一段がかなりしんどいです。頑張りましょう。

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振り返って大手道。思えば高くに来たものだ、ですね。
これは春の写真なので桜が満開です。

大手道にはまだ屋敷跡が続きます。
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こちらは伝武井夕庵邸跡
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こちらは織田信忠邸跡

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相変わらず石段が続きます。これだけの石をよく集めたものです。

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伝織田信澄邸跡森蘭丸邸跡
このあたりは整備が間に合っていません。広すぎますしね。

黒金門〜天主

進むと黒金門。ここから先は本丸、二の丸、三の丸などがある中枢部です。
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ここで枡形虎口になっていますし、大きな石を使っていますし、重要な門であったことが一目瞭然です。
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黒金門の石碑は折れてしまった跡がありますね。

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黒鉄門はこれまでと違って一つ一つの石が大きいです。
それにしてもこんな大きな石よく山上まで運んできたものです。

黒鉄門脇にも屋敷跡
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伝長谷川邸跡

黒鉄門を過ぎると傾斜も緩やかになり雰囲気が変わります。
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信長が生活していた天主もすぐそばですし、このあたりは本当に選ばれた家臣しかいなかった場所なんでしょう。
写真の左手は二の丸石垣。
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近くで見ると結構な迫力です。今さらながらやはり立派。

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道中には仏足石というお釈迦様の足跡を表現した石が飾られていました。
大手道の石仏と同様に転用石で、石垣の石材として使われていたとのこと。
乱暴なのか気にしないのか時間がなかったのか。当時の人に聞かないと分かりませんが。

この階段を登ると二の丸、本丸の郭です。
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左手の二の丸へ。
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今は織田信長公本廟となっています。
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秀吉が信長の遺品を納めて建てたもので、今ももちろん立ち入り禁止。外から窺うのみです。
二の丸を降りて本丸方面へ向かいます。
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こちらは二ノ丸を降りたところにあった変わった形の石。
何かわからないまま気になったのでパシャリ。ご存じの方いらっしゃったら教えてください。

改めて本丸へ。
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左手は天主台石垣。
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上が気になりますが、まずは本丸へ。

本丸に到着です。
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本丸には礎石がたくさん。
本丸御殿が作られていたと言われます。
礎石の配置は天皇の住まいである内裏清涼殿に似ていることがわかっています。
天守台下に清涼殿に似た建物を建てて、行幸御殿としたかったのかもしれないとのこと。

階段を登って天主跡へ向かいます。
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天主台には礎石がたくさん。
発掘調査で現れた痕跡がそのまま残されています。

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ぱっと見は1階かと思ってしまいますが、写真の高さは天主の地下一階部分。
周りの石垣の上が一階です。

が、ここに五層七階の天主を建てるのはスペース上厳しいのではと思ったら周りの石垣が崩れて狭まっているようで、本当はこの2倍半あったんだとか。

石垣の上にも、足場は悪いですが登ることができます。
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こちらは上から眺めた景色。
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遠くに湖が見える景色はとても綺麗で当時のままのようですが、当時は安土山の周りまで湖がきていたと言われますので、これも変わっています。
400年以上経っていますしね。

摠見寺

さて、天主まで登って終わりと思いきやもう少し見どころが続きます。
信長が建立した摠見寺の跡地です。
摠見寺は当時の城下町と天主をつなぐ百々橋口道の途中にあり、かつて安土城へ訪れる人の多くは境内を横切って天主へ向かったと記録されています。
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摠見寺本堂跡地。
摠見寺は本能寺の変直後の天主の火災では焼けませんでしたが、その後江戸時代末期に焼けてしまって、今は別の場所に移りました。

本堂は焼けてしまいましたが、近くには当時の建物が残っています。

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こちらは三重塔。国の重要文化財です。

1575-76年頃に信長が甲賀の長寿寺から移築したものとされていて、建物自体は1454年に建立されました。
見た目から非常に年季が入っていて、雰囲気が良いです。

裏には綺麗な黄色のイチョウの木。
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空の青とのコントラストがきれいです。

さらに下りると二王門。こちらも重要文化財です。
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楼門と金剛力士像ともに国の重要文化財です。
門は1571年建立、1576年に信長が移築したとされます。
金剛力士立像はさらに古く1467年の作品。
こちらも年季が入った雰囲気がとても良いです。

このまま参道を降りると百々橋口につながるはずですが、今はそこからグイっと曲がって伝羽柴秀吉邸へとつながります。
これで、安土城の散策終了です。 

感想

満足度 4.5/5

大手道から天主跡にかけて綺麗に整備されていて見どころがとても多いです。
建物は残っていませんし、遺構も分かっていないところが多いですが、調査、整備されたところで十二分な満足度でした。
全部調査されたら廻りきれないかも。
まぁ全部調査するには莫大なお金と時間が必要でしょうが。

これだけ立派なお城を建てて、10年しか持たないとは。。。諸行無常ですね。

基本情報

安土城
滋賀県近江八幡市安土町下豊浦

この旅は近江牛からでした。

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安土城(51)前編-京都テイクアウトグルめぐり②

この旅最初のお城は安土城
言わずと知れた信長の天下統一の礎となった幻のお城です。

車を置いた瞬間から大手道や伝家臣団屋敷跡の石垣が見えて古の世界に引き込まれました。

お城:安土城(51) 滋賀県近江八幡市
HP:織田信長の安土城址と摠見寺|公式ホームページ
訪問日:2019年4月、2020年11月
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概要

言わずと知れた名城ですが、歴史を簡単に。

織田信長1576年より天下統一の拠点として築城を開始しました
3年後の1579年に五層七階の天主が完成し、信長が移り住みます。

しかし、1582年の本能寺の変での信長の死後、城は明智光秀の手に渡ります。
山崎の戦いで光秀が羽柴秀吉に討たれた後、建物群は焼失しました。

その後も織田信雄や三法師が入城し、二の丸を中心に機能しますが、1584年の小牧長久手の戦いで信雄がやぶれ、翌年八幡山城築城のために安土城も廃城となりました。

1989年より20年計画で発掘調査が行われ、数多くの成果が得られましたが、まだまだ調査途上です。

訪問記

安土城郭資料館

最初の訪問は安土城郭資料館から。安土駅前すぐにある資料館です。
駅前でも隣に駐車場もあってアクセスは抜群です。

安土城のスタンプはいろんなところにあって直接城跡に向かっても押せたんですが、ここでは一緒に観音寺城のスタンプも貰えることに惹かれました。邪な心です。
いずれ観音寺城も登りますよ。もちろん。

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スタンプは大手道ですね。このあと行きますが、その前に館内を見学。

ここには安土城を描いた屏風絵陶板壁画や1/20スケール安土城天主が飾られています。
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こちらが1/20安土城天主
天主の姿は諸説あるので、あくまで復元案の一つですが、最上階の金色、朱色の層が目を引く特徴的な天主です。

そしてこちら、入口の切れ目の部分で2つに分かれます。天主がぱっかーん です。
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分かれた間に入って内部を見ることもできます。
現地では機械部分も結構見えていて入ってよいのか戸惑う状態ではありましたが笑

中央を貫く吹き抜けがまた特徴的。仏塔や舞台などがあって本当に豪華絢爛です。
その他の部屋もふすまなどがあって、御殿のようです。
信長は天守で生活していたと考えられていますが、これなら生活できるかもしれません。

と思ったら上層階からこちらを覗いてらっしゃいますね。
こんな生活をされていたのかなと思うと、想像が膨らみます。

スタンプ目当てで来たのに意外と楽しんでしまいました。これで200円なら安いものかな。いざ城跡へ。

安土城

安土城郭資料館から安土城までは車で5分ちょい。
こちらも無料の大きな駐車場が目の前にあるので、車ならアクセス良好です。
駅からは、、、ちょっと離れていますが。

駐車場に車を置くと、すぐに石塁が目に着きます。
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導かれるようにやってきました。大手門西側の升形虎口
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もう一つ大手門よりの平虎口
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安土城の石塁には4つも門が存在します。
一般的なお城の石垣には一つの大きな大手門が作られるものですが、ここでは4つ。
これは、先ほど見た枡形虎口を除いた3つの門が公で使用する門で、天皇行幸を目指した信長が京の内裏と同じ三門になるようにしたのではないかと想定されています。

虎口を越えた先の西側上段郭
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この郭には礎石があるので建物があったと思われますが、廃城後に畑として使用されていたこともあってか、残っている礎石が少ないために詳細は分かっていません。
かまど跡も近くにありますが、こちらは築城時に近くにあった作事場などに伴う遺構と考えられています。

大手道に進む前に反対の東側へ。
すべての道を確認してから先に進む派ですので。

東側には城なび館という案内所があり、城跡唯一のお手洗いもあります。

その城なび館前に滋賀名物飛び出し坊や。
滋賀には飛び出し注意の看板がとてもたくさん設置されていてある種の名物になっています。
一般的な飛び出し坊やはこんな感じのてづくり感満載のフォルムで、安土城周りの道路にもたくさんいます。

ja.wikipedia.org

翻って安土城の飛び出し坊や
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侍風の斬新なヘアスタイルです。やはり安土城ご当地キャラだからでしょうか。
と、右足がありません。。。身体を張ってみんなを守ってくれたなんて。。。

さて、脱線はこれくらいにして城跡に戻って東側の石塁へ。
こちらにも平虎口。2つ目の正門です。
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石塁の高さや階段の素材が不明とのことで、配慮して再整備されていますが、土塀だったところの生垣のせいで田舎の名家のお庭みたいですね。

一通り脇道の見学を終えたら、大手門を通って中へ向かいます。
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残念ながら大手門も詳細はよく分かっていません。
礎石などからそれらしい場所は分かっても、規模や構造などまだまだ不明点が多いそう。

先へ進むと入場門
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安土城跡は信長が建立した摠見寺の関連法人が今も管理しているので、ここで拝観料を払います。大人700円でした。
ちなみに百名城スタンプをここで押すこともできます。

この先、大手道が始まりますが、ここからは後編へ。
安土城のきれいな紅葉とともにお別れです。
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この旅は近江牛からでした。

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土山SA 近江スエヒロの近江牛めし弁当 京都テイクアウトグルめぐり①

先日、所用で京都に行ってきました。
ただでさえ紅葉で激混みの京都、さらにはコロナの第三波に突入する中と結構なタイミングでしたが、さすがに慶事はドタキャンできないので決行。

感染予防に舵を切りつつも、できる範囲で楽しもうと、完全に人混みを避けて車移動、紅葉狩りなし、所用以外はホテルでひたすらテイクアウトグルメを楽しみました。
まぁ京都に着くまでに人の少なそうな城には行きましたが笑

という訳で、最初の目的地に選んだのは安土城
人は多いでしょうが、広いお城なのできっと密ではないと信じて。

ですがその前にサービスエリアのテイクアウトグルメです。
これもまた旅の楽しみですね。
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土山サービスエリア

車で移動する場合の道中の貴重な楽しみといえば、サービスエリアグルメですよね。
我が家から関西へ移動する場合、有名な刈谷ハイウェイオアシスなどを利用する場合が多いですが、今はフードコートはちょっと。。。
ということで、テイクアウトご当地飯を目当てに近江牛弁当が食べられる新名神高速の土山サービスエリアへ。

入口にはなにやら大きな土山たぬきという名前のキャラ。

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信楽も近いし、信楽焼のタヌキのアレンジかな、と思っていたら残念ながら50点の回答でした。
甲賀忍者も取り入れたハイブリッドのキャラだそう。
確かに忍者の格好しているか。ちゃんと見ていなかった。。。
ウルウルしたもの欲しそうな瞳がとても印象的。思わず手の上に何かを置いてあげたくなります。

近くにはいかにもライトアップしそうな土山たぬきがたくさん。
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と思ったら、やっぱりライトアップのイベントが開催されているんですね。綺麗そう。
雪たぬきイルミネーション | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!

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ただ、たしかにかわいいけども、ポ〇タにしか見えない。。。

近江スエヒロ

さて、一通りサービスエリア散策も終えて、お目当ての近江牛のお弁当を買いに行きます。
向かったのは近江スエヒロ 土山茶屋さん
近江牛で有名な近江スエヒロさんのお弁当、とても楽しみです。

 

tabelog.com

さて、買ったのは牛カルビ丼と牛めし近江牛食べ比べ弁当(1510円)
いろいろと迷った結果、食べ比べができるなら複数食べられるのにしたくなりまして。。
ちなみに、お弁当は温めてくださるサービス付きでした。
冷たいお弁当食べているとちょっとテンション下がりますし、これは嬉しい。

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牛カルビ丼の方は少し辛めの味付けで、肉を食べている感がとてもしました。焼肉みたい。
肉が重なるくらい並べてあって、満足度高め。

もう一つの牛めしは甘めの味付け。こちらはバラ肉を使っているそうです。
こちらもお肉の味には文句なしですが、期せずして牛カルビ丼と味変できる組み合わせになって、2つの組み合わせが良いアクセントになりました。

どっちが好きかと聞かれると(誰も聞いていない?)牛カルビ丼が好みでしたが、一緒に食べた妻は牛めし推しでした。
それくらい甲乙つけがたいということで。

本当は隣にあったイートインのお店で食べられたら良いのですが、それはまたの機会にして最初の目的地へ向かいます。

r.gnavi.co.jp

最初のお城は安土城です。

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