にわかお城ファンの旅行記

にわか城好きの歴史探訪記

周りに影響されて城巡りを始めました。百名城スタンプ目当てだったのに気がついたら沼にハマっていました。

京都東山の紅葉さんぽ -京都テイクアウトグルめぐり⑧

前回に引き続き、行ったつもり紅葉狩りその2です。
前回の真如堂から少し動いて、京都東山の哲学の道永観堂南禅寺の王道コースで紅葉散策をしてきました。
前回と同じく2017年の過去旅をまとめています。

1.真如堂 2.哲学の道 3.永観堂 4.南禅寺 5.水路閣

哲学の道

真如堂から東へ向かい、哲学の道を途中から散策します。
こちらも紅葉の名所として有名ですが、お寺のように紅葉がドーンという感じではなく、散歩道を散策しながら色づいた木を楽しむスポットです。
銀閣寺から南に向かうと初めはカフェ・店舗と疏水、次第に住宅街と疏水、そして高台と疏水と景色が移り変わります。
距離があって混雑も分散するので、ハイシーズンでも混みすぎずに散策できて好きなスポットです。

今回はカフェ・お店ゾーンを過ぎたあたりから散策開始
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琵琶湖から京都につながる琵琶湖疏水沿いの水と紅葉のコントラストを楽しむことができます。

哲学の道はもともとは文人の道と呼ばれていたそう。
その後、京都大学の哲学者らが散策する様になったものの、当時は哲学の小径などと呼ばれていました。
昭和の半ばに開発計画が持ち上がり、保存運動をするに際して統一した名前が必要となり、命名されました。意外と新しい名前ですね。

こちらは哲学の道散策の終盤、高台からの写真。
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お寺に森に紅葉に、と京都といって期待されるような景色になっていました。
京都市街地にこういう景色はなかなか無いので新鮮です。

哲学の道は若王子橋で終了、鹿ケ谷通に進んで永観堂へ。

永観堂

永観堂紅葉狩りでは超が付くほどの有名スポットですね。正式名称は禅林寺といいます。

古くから「秋はもみじの永観堂」と言われてきました。
もちろん「そうだ京都行こう」ポスターにも登場しています。
こんな有名な紅葉スポットに休日の午後に向かうと、当然大混雑です。

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頑張って人が写らないように総門と紅葉を撮った結果、かなり不自然な写真になってしまいました。
この下は総門の奧まで恐ろしい数の人、総門の外は車道まで溢れかえる人人人、そこに永観堂に乗り付けるタクシーまで入ってきて大混乱でした。
やっぱり朝一に行かないといけませんね。

道の反対側から写真を撮るだけにして先に向かいます。

南禅寺

永観堂から少し歩いて南禅寺へ。

こちらも当然紅葉の名所で、やっぱり「そうだ京都行こう」のポスターに登場したことがあります。
人はとても多いですが、敷地がとても広くて中に入れないほどの大混雑ではありません。
永観堂を断念した分も精一杯散策します。

永観堂から回ると三門の見える正面ではなく、脇から境内に入ることになりました。
いやまぁ回りこんでもいいんですが、面倒で。。
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石碑と紅葉。ちょっと飛んでしまいました。

境内の紅葉もとてもきれいで眺めているとなかなか先へ進めません。
写真は、残念ながら人が写りこみすぎてちょっとご紹介できず。

一瞬三門に浮気しました。
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真っ赤な紅葉と三門。
写真を見るとちょっと暗いですね。良いカメラで撮ってみたいものです。
それにしても三門の上の人の量がやばい。。

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のんびり散策していたら夕日の時間になってきました。
南禅寺は広いので先を急ぎます。

到着したのは水路閣
哲学の道でも脇を歩いた琵琶湖疎水の橋です。
上には今も疎水が流れています。さっきまで見ていた水もここを流れていました。
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黄色い木々とハイカラなデザインの水路閣

デザインからも分かるように明治時代に築かれました。
建築当時は古都の景観を損なう、という意見もあったそうです。
京都駅や京都タワーでも景観論争がありましたし、いつの時代も人間は変わらないものですね。
水路閣南禅寺観光には無くてはならない気がしますが、100年経てば京都タワーも京都駅もないと物足りなくなりますかね。

水路閣を奧から一枚。
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水路閣は奥を進むと上を見ることができます。
まぁ見た目は水が流れているだけですが、琵琶湖から来ていると思うと不思議な感じがします。

水路閣の後は三門へ帰ってきました。
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周りの木々が赤一色。きれいです。
これは上から見たくなる気持ちもよく分かります。朝一に来ないと。

最後は三門メインな写真をもう一枚。
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大きな木造建築と紅葉が一番絵になる気がしますね。

この後は、南禅寺からさらに南に歩いて京都市営地下鉄蹴上駅から移動しました。
実は歩いて5分くらいで到着します。
近くにバス停もありますが、大混雑必至なので地下鉄がおススメです。

という訳で東山の紅葉散歩はこれで終了。
ハイシーズンでしたが、うまく混雑を避けつつ王道コースを楽しむことができました。
改めて巡ってみるとハイシーズンでも回ってみたくなる気持ちのよく分かるきれいな紅葉でした。
近くに宿を取って早朝に独り占めできる散歩とかしてみたいものです。

旅行記は最後のテイクアウトグルメに続きます。

ちなみに、この旅は近江牛からでした。

tmtmz.hatenablog.com

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