にわかお城ファンの旅行記

にわかお城ファンの歴史探訪記

周りに影響されて城巡りを始めました。城と景色と郷土料理が楽しみな旅好きです。

百名城 今帰仁城 (98) -曲がった石垣と一足早い桜まつりを楽しむ

個人的懐かしの沖縄城巡りを振り返る、中城城に続いて今帰仁城です。
こちらは石垣の曲線美が一層素晴らしいです。

キャンプの時期だと桜祭りと重なるので、城好き関係なく、美ら海水族館、古宇利島などとあわせて回れる、本島北部の有力な観光スポットですね。

お城:今帰仁城(98) 沖縄県今帰仁村
HP: 世界遺産 今帰仁城跡(公式サイト)
訪問日:2017年2月
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概要

13世紀末から14世紀初めに北山の王、怕尼芝(はにじ)の拠点として築城され、14世紀前半に石垣が積まれ、15世紀前半には現在の縄張りとなったと考えられています。

中山の王、尚巴志の攻撃にも耐えたものの、1416年に調略によって滅ぼされ、その後は中山が設置した北部地域の監守の居城として利用されます。

しかし1609年の薩摩軍による琉球侵攻で炎上し、廃城となりました。

その後は、拝所、精神的拠りどころとして今日まで残りました。

訪問記

本島北部観光 日本ハム二軍キャンプ2017&古宇利大橋

中城城のあと、今帰仁城のある本島北部へ。
今帰仁城は遅くまでやっているので、まずは時間制限の厳しい野球から。

この時は国頭村でやっている日本ハム二軍キャンプを訪問しました。
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が、着いたのは14:30過ぎ。全体練習は終わっていました。さすがに国頭村は遠かった。
遠くから個人練習を眺めますが、外に出ている選手がほとんどいない。。ちょっと残念でした。

ただ、国頭村まで行ったのは初めてだったので新鮮でした。道の駅良いところです。

ちなみに、当時は二軍しかいませんでしたが、今なら名護球場の改修も終わって日本ハム一軍キャンプも近くにいます。来年は一緒に訪問可能になるかな。

その後は近くの海にかかる橋、古宇利大橋へ。
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思いっきり曇ってます。。青い空に青い海が良かったなぁ。

今帰仁城

さて、前置きが長くなりましたが、今帰仁城

まずは今帰仁村グスク交流センターで入場券購入とともにスタンプをゲット。
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解読するのに時間がかかりましたが、曲がりくねった城壁がモデルでしょうか。

城内を先へ進むと、いきなりその曲がりくねった石垣がお出迎え。
1番絵になるポイントからスタートです。
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背後に映る石垣は大隅 (ウーシミ)の石垣 曲線美ですね。
ただ、きっとこの曲線は美しさだけでなく、五稜郭のような死角を減らしたりする意味もあるんでしょう。

今帰仁城全体で1.5kmもの石垣が当時のまま残っていて、曲がりくねったさまは大曲りとも呼ばれます。

それにしても、この看板の配置は集合写真撮って欲しいんだろうなぁ笑

 

石垣の内側へは平郎門という石門を通って進みます。
こちらは中城城のようなアーチ門ではなく四角い門で、昭和37年に復元されました。

平郎門をくぐると石畳の道カンヒザクラ
1月中旬から2月初めには桜祭りが開催されていて、この時もちょうどお祭り中でした。
2021年は残念ながら中止でした。。
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ソメイヨシノとはまた違って、これはこれで美しい。
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沖縄で一足先に桜を愛でるのも良いものです。
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紅が濃いので遠くから見たときに特に綺麗です。

と、何を見に来たかわからなくなりそうですが、ここからは城跡散策。

続いては大庭(ウーミャ)と呼ばれる郭。
行事等に利用された重要な広場であったと考えられています。
その先は御内原(ウーチバル)という郭。
女官の生活の場と伝えられています。

このあたり、今は跡地がメインですが、御嶽もあって、古の生活に思いを馳せられるスポットです。

そして次も今帰仁城の人気スポット。御内原からは大隅の石垣や海を眺めることができます。
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青空がよかったんですが、何となく寒々しい写真になってしまいました。
実は2月の沖縄って寒い日も多いので。。

奧へ進むと主郭
礎石や祠が戦時されています。今までより建物を感じる郭です。

そしてその先は志慶真門郭(しげまじょうかく)
城主に仕えた人々が住んだと考えられていて、4つの建物跡が見つかっています。
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右隅のように建物跡が分かるように整備されています。
こちら側から見ると主郭の石垣が高すぎてとても攻められそうにないです。

と、こんな感じで今帰仁城探索は終了。
もう1か所だけ観光してきました。

塩川

最後に訪れたのは、マイナースポットであろう塩川へ。
ドライブ中に見かけた看板に吸い寄せられて訪問。地球のミステリーを感じられました。

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天然記念物の川、というものに惹かれまして。

この看板の近くに駐車場がありますが、全く人がいませんでしたので、混雑の心配なしです。
ただ、塩川以外には看板しかなく、渋めの観光スポットかもしれません。

塩川は、その名の通り塩水が流れる川です。
さらに珍しいことに湧き水が塩水。
日本で唯一、世界でも二か所しかないもので、天然記念物に指定されています。
海沿いの道路脇ですが、海とは反対側、距離のある所から塩水が湧いています。

実際の様子はこんな感じ。
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訪問時は透き通った水が流れる綺麗な小川でした。写真が汚い。。。
写真では分かりませんが、確かに水が湧いていました。

ただ、この川が塩分を含む理由はまだわかっていないそう。
成分は、海水より希釈された塩水で、カルシウムが多いことから石灰石の成分を含むことは分かっています。
海の潮位と湧水量の関係、降水量と湧水量の関係、湧水量と塩分濃度の関係は分かっていても、明確な理由までは分かっていません。
今の有力な説は、地下水が海水と交じって湧いているというものだそうですが、これという説を出せれば一気に引っくり返せるかもしれません。

それにしても未だに分かっていないこともあるんですね。ロマンが広がります。

感想

満足度 4/5

本島北部スポット詰め合わせにしてしまいましたが、今帰仁城の感想を。

いきなり現れる曲がった石垣が何より印象に残る城跡でした。
中城城より古いこともあって、少し野面に近い荒さも残しつつ、高く堅固に積まれた様はとても良いです。

沖縄キャンプと桜まつりが被っているのも嬉しい偶然。
桜まつりは人も多くて、人気をうかがえる場所でした。

アクセス

今帰仁城

  • アクセス
    バス:名護バスターミナルからバス 今帰仁城跡入口 バス停下車 徒歩15分
    車:沖縄自動車道 許田ICより約35分
      無料駐車場あり(約320台)
  • スタンプ・開館時間
    今帰仁村グスク交流センター
    開館時間:8:00~18:00(5-8月は19:00まで 最終入場30分前)
     休館日:年中無休
     入館料:大人400円、小中高生300円、小学生以下 無料
  • 城跡
    同上
  • 所要時間
    0.5時間 
  • 付近のスポット
    近くの百名城だと座喜味城、勝連城、中城城
    観光スポットは、美ら海水族館や古宇利島などの有名スポットがすぐそばです。

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