天浜線の旅 3回目は(きっと)有名な観光地カモメの駅浜名湖佐久米駅へ。
カモメの数が凄すぎて降りるのも一苦労するくらい。
噂にたがわぬ良いもの見ました。
3本目 岩水寺駅〜浜名湖佐久米駅
岩水寺駅から旅を再開です。
相変わらずこの線路1本だけのローカルな雰囲気がたまりません。CM撮れそう。
乗車したのは12:56発の新所原行き。
かけがわ茶エンナーレというイベントのラッピング列車でした。
窓まで広告が被っていて、また嫌な予感(第1回参照)。結構乗るんだけどなぁ、、
不安を抱えつつ、まずは内装。
かけがわ茶エンナーレ号は割と大人しめです。
「掛川がミュージアムに変わる30日間」というキャッチコピーは気になりますね。
そして車窓。
やっぱり見えない…
この区間は浜名湖佐久米から折り返してくるところもあるからほどほどにしようかな。
ちなみに、窓の向こうはフルーツパーク駅。
浜名湖フルーツパークへは徒歩10分程度と十分にアクセス駅になりえる近さです。
ちょっと本数少ないけど。
浜松にはガーデンパーク、フラワーパークと似たような花がコンセプトのテーマパークがたくさんありますが、こちらはフルーツ狩りができます。
いちご狩りしに行ったとき、お土産が充実していた記憶があります。
もう少し進んで、こちらも見えませんが金指駅
この駅で近くの高校の学生がたくさん乗ってきました。
やはり主な乗客は高校生なんでしょう。
結構使われているところが見られて安心しました。
浜名湖佐久米駅
岩水寺駅から35分ほどで浜名湖佐久米駅に到着。
ドアが開いた瞬間からカモメカモメカモメ。
足の踏み場にも困る状態。
降りて少し離れたところから一枚。
聞いていた以上の状況にびっくりです。
発車とともに大騒ぎに。
飛び立つカモメと去りゆく列車。撮り鉄さんにはたまらない状態でしょう。
これは、地元の方が10年以上冬季に餌を与え続けたことで、それを目当てにカモメが押し寄せるようになったものです。
午前と午後に餌やりの時間があって、その時間帯には特にカモメが多くなるそう。
冬季、特に寒い日にはカモメが増え、ピークは1月末から2月上旬とのことです。
この日は、ちょうどお客さんが餌やりをしていたことや、年末年始寒波の影響で寒かったこともあって多かったのかもしれませんが、それにしてもすごい状況。
カモメも気になりますが、いったん駅前を散策。こちらは駅舎。
見た目は普通の地方の駅ですが、喫茶店が入っているのは特徴的。
こちらでカモメの餌を販売しているので、餌やり体験ができます。
この日はほかの方の餌やりで十分えらいことになっているので、買わないで見学だけで良いかな笑
駅前探索をしても良かったのですが、次は折り返し20分後の掛川行きに乗車予定のため、もう少し駅ナカでカモメと戯れることにしました。
駅名に浜名湖とはいっているように、実はこの駅、浜名湖に接する形で立地しています。
ただ、レイクビューは東名高速で完全に遮られています。結構な圧迫感。
その壁を乗り越えてやってきてくれるカモメたち。
多いと7-800羽にもなるそう。かなり多く感じましたが、この日は何羽いたんだろうか。
首を傾げたり
澄ましたり。結構表情豊かですね。
カモメを眺めていたらすぐに次の掛川行が入ってきました。
またお祭り状態です。
えらいことになっているわりに意外とフンは少なくて、楽しく見物できました。
実は車内からも周りのカモメを見ることができます。降りなくても十分観光を楽しめるかもしれませんね。
4本目 浜名湖佐久米駅〜気賀駅
4本目、乗ったのは新所原から帰ってきた音街ウナ号でした。
この車両は車窓がきれいなので好きなんです笑
次の目的地、気賀駅まで今までとは逆方向への3駅10分間、車窓を楽しみます。
天浜線は昼間でも毎時1本は列車が走っています。
第三セクター鉄道では走っている方だとは思いますが、それでも毎回1時間か2時間しか散策の時間が取れないのはなかなか困りもの。
そういうときに1日フリー券を生かした折り返し乗車は有効です。
浜名湖佐久米の東どなり、寸座駅~西気賀駅あたりでは、車窓に浜名湖が広がります。
浜名湖は湖岸が入りくんでいてなかなか広さを感じにくいですが、海から遠く離れたこの場所でも湖を見られるということを思うとやっぱり広いですね。
晴れていたらもっとキレイな車窓だったんだろうなぁ。
西気賀駅
こちらは洋食屋さんが入っています。
天浜線では駅舎にお店が入っている駅がたくさんあります。
このお店、食べログ評価高めだったので、コロナが落ち着いたら行ってみようかな。
そんなことを考えているうちに最後の目的地気賀駅に到着
天浜線にたくさんある木の駅名標が旅情を誘います。
さぁ歴史探訪してきますよ。
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