にわかお城ファンの旅行記

にわかお城ファンの歴史探訪記

周りに影響されて城巡りを始めました。城と景色と郷土料理が楽しみな旅好きです。

大井川鉄道井川線③ 井川駅前散策 廃線小路

大井川鉄道井川線の旅、第3弾は終着駅の井川駅前散策。

静岡駅前の繁華街と同じ静岡市葵区に属するんですが、まるっきり違う街です。
さらに井川駅は井川地区の中心部からも離れていて、相変わらずのなんでこんなところに駅が感がすごい。

明らかな非日常、秘境にお手軽に訪れることができました。
でも、もうちょっと頑張って井川本村まで行きたかったなぁ

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赤1. 井川駅 赤2. 井川ダム 赤3. 廃線小路 赤4. 堂平駅跡

奥大井湖上駅井川駅

井川駅までは4駅。相変わらず個性的な駅が揃います。

接岨峡温泉駅

奥大井湖上駅から5分ほどで到着。
一部の列車はここで折り返す、比較的大きな駅です。

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駅舎もちゃんと駅しています。いやまぁそれが普通なんですけどね。

駅前には森林露天風呂があったりもします。
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この駅は比較的開けた集落になっています。
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断崖絶壁の駅を見すぎて感覚がおかしくなっているかも
元は川根長島駅が、ダム建設で集落とともに移ってきた駅です。

盛駅

比較的開けた接岨峡温泉駅の次は、名うての秘境駅盛駅

プラットホームの奧は斜面。
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反対も森
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というか、この駅に通じる道はありません
かつてはダム建設で賑わっていたそうですが、今は人家も道も全くない状況。
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きっと大半の時間、人よりたぬきの方が多いんでしょう。

次の閑蔵駅までの間には日本一高い関の沢橋梁
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川底までの高さは70.8mだそう。
ゆっくり走ってくださったので、ぜひ体感してみてください。まぁまぁ怖かった笑

閑蔵駅

井川線最後の途中駅ですが、ここもなかなかの場所。
バスが来ると聞いていたのでそこそこ大きな駅かと思ったんですが、
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どこに建物はあるのでしょう。反対側には道路はありましたが。

やっぱりたぬきの方が多いかも。
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最後は、終点井川駅へ。

ここまでもすごかったですが、最後の閑蔵~井川の間だけでトンネルを20本くらい越えたんじゃないでしょうか。
今まででも一番の秘境を走っている感覚。

小さなダム(奥泉ダム)を眺めたり、
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山間の峡谷を眺めたり、
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トンネルも多いですが、車窓と車掌さんの観光案内で18分もかかる行程も意外とすぐ。

井川ダムが見えると井川駅はすぐそこです。
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井川駅

終点の井川駅に到着。
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終着駅なので広いところかと思いきや、
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トンネルを出てすぐの狭いところに無理やり作ったような立地。
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駅の隣は相変わらずの斜面でした。
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こんな立地を走っている宿命ですが、いろいろな不調でお休みされることとが非常に多く、お帰りなさいの旗がかけられていました。
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2019年の台風による土砂崩れか、2020年の倒木撤去作業かコロナか、思い当たるものが多すぎますが、帰ってきてくれてありがとうの気持ちです。
そして、乗ろうとする前にはぜひ動いていることをご確認の上で。

駅からは気になるトンネルが伸びています。
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これは井川駅からさらに奧、堂平駅まで貨物線が伸びていた時の跡
今は車庫として使われているそうです。

駅舎の中はこんな感じ。
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井川は南アルプス登山の玄関口にもなっているので、山の写真が多いですね。

窓口にかかる運賃表に東京までの運賃がかかっていてちょっと笑いました。
始発で起点の金谷駅に出るだけで既に16時、東京到着は18時半なんですが、買う人いるのかなぁ。

駅の入り口。木製の駅名板は雰囲気ありますよね。f:id:tmtmz:20210430205948j:image
この写真に写る自販機はお目当てのジュースが売り切れだったので、駅前道路脇にあった自販機でジュースを買ったら賞味期限が切れていました笑 こんなことあるんですね。

さて、緑あふれる駅前広場を通り抜けて駅前へ。
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駅前にバス乗り場はありますが、来るのはワゴン車を使ったコミュニティバスだけです。
定員を超えると乗れませんのでお気をつけて。

とはいえ、井川駅は井川地区の中心、井川本村からかなり離れています
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本村までつながる渡船もありますが、ダムの水位次第で運休。この日もそうでした。
歩くと1時間近くかかるようなので、綿密な計画が必要ですね。

というか、せかせかした時間間隔で動いたらいけないのかもしれません。

今回は駅から歩ける範囲をのんびりうろうろします。
こちらにも見どころはありますので。お店などはありませんが。

廃線小路

井川駅からまずは大井川鉄道廃線跡を利用したハイキングコースへ。
先ほど駅からトンネルが伸びていましたが、その線路道が散策路に整備されています。

井川ダム

まずは井川ダムを見ながら進みます。
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別名は井川五郎ダム
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五郎さんはダム建設の指揮を執った当時の中部電力の社長さんだそう。

おおきなダムです。
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このダム湖井川湖
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湖底には当時の井川村の中心部が沈んでいます。
補償は十分になされたようですが、実際の心境はどうだったんでしょう。

廃線小路

さて、井川湖を眺めながら進むと廃線小路井川湖畔遊歩道の入り口です。
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振り返るとシャッターの下りたトンネル。
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この向こうはきっと井川駅

前を向くと線路が残されています。
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気分は屋久島林道。この間見たスタンドバイミーかな。

ただ、枕木の間が埋めてあって屋久島ほど凸凹しておらず、かなり歩きやすいです。

これはそのまま当時の廃線の線路です。トンネルからまっすぐ延びるのでよくわかります。

井川湖を見ながらのハイキングは心地よい。
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途中にはイスとテーブルもありました。
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ここの2つだけでしたが、ほかに人もおらずお弁当を食べるには最適でした。

途中にはトンネルも。
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一見短そうですが、
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これでも内部は結構暗い。

いろいろ景色を眺めていると20分程度のハイキングはあっという間でした。

最後は堂平駅の跡地
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左手の平場も含めたところがおそらく駅跡地。

線路が土に埋もれたところで遊歩道も終了です。
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この後なにもなく終わってしまったのは残念ですが、もう少し歩いて次のスポットへ。

次回、井川にもある夢の吊り橋を渡ります。

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この旅は千頭駅からスタートしました。
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