相変わらず山中のハイキングですが、これでも県庁所在地、静岡市葵区なんですしつこい
今回は大井川の支流にかかる夢のつり橋に山中にある井川の大仏を巡ります。
前回にもまして秘境感マシマシの散策です。
緑1. 夢のつり橋 緑2. 井川大仏 緑3. アルプスの里
夢のつり橋(井川版)
大井川・夢のつり橋と普通に検索すると、先に出てくるのは絶景寸又峡にかかる夢のつり橋でしょう。
青く輝くダム湖にかかるつり橋はしょっちゅうテレビや雑誌に取り上げられています。
ですが、今日は大井川の支流にかかる、井川駅の夢のつり橋を渡ります。
本家も渡ったことないのに。
井川の夢のつり橋がかかるのは廃線小路から少し進んだ道路わき。
そう、道路わき。
ちょっと思っていたよりワイルドかな。
野性味あふれる道が最後のアクセス。えらいところにあります。
直前まで舗装路だったんですが、突然野に還るスタイル。
ただ、足場はしっかりしているので、歩いていて危険は感じませんでした。
こちらが夢のつり橋(井川版)。
これで夢のつり橋とは、夢みたいですね。
正直どこが夢なのかは分かりませんが、正式名称だから仕方ない。
まぁ本家も何が夢なのかはわからない気がします。
定員5名。大井川にかかる他のつり橋の半分。大家族なら一度に全員渡れない。不安。。
でもこちらの夢のつり橋にも本家に勝る良いところがありました。
大行列ができる本家と違って、全く待つことなく渡り始められたのです。
この時は前の人がゆっくり渡っておられたので少し待ちましたが、定員からすると乗ってしまっても全然大丈夫。
という訳で、前の方もほぼ渡り切られたので恐る恐る渡り始めます。
吊り橋は、、、結構揺れますね。
足元も板2枚だけですし、スケスケ。
渡り始めると同時に前を進まれる方の足がいっそう遅くなりました。
というかもうほとんどすくんでいる状態。
あまり距離を詰めるのも良くないので、橋の上からの景色を堪能します。
上流側はがっつり崩れかけの谷でしたが、下流側はこんな感じ。
高所恐怖症の人にはかなりきつそうですが、高い分景色は綺麗です。
遠くにきれいな湖面は見えますが、流石に本家には負けますかね。
そうこうしているうちに前の方が渡り終えて、我々もスタート。
そして後ろからは次の方が渡り始めました。
あれ?今までになく揺れる?
どうやらもう一組乗っていると驚くほど揺れるようです。
だから自分たちが渡り始めてから前の人の進みが遅くなったんですね。
ごめんなさい前の人。後ろの人が来て初めて知ったんです。
いやーなかなか怖いですねこれは。
定員5名の心もとない橋が大きく揺れて、気持ち悪い気持ち悪い。
急いで渡るしかありません。
なんとか渡り切ると井川本村側にはそれっぽい看板と、
謎のトンネルが。
これどこにつながるのでしょうか。
大井川鉄道は堂平駅からさらに延伸する計画があったようですし、これも大井川鉄道関連なんでしょうかね。
井川大仏
吊り橋の恐怖体験の次は近くの井川大仏へ。
事前調査なしでの訪問です。
地図にも取り上げられていて、旗もたくさん出ていますが、果たしていかほどのものか。
あと、井川本村に行く時間はないので、せめて上から景色だけでも見えないかな。
相変わらず道路から脇の斜面に切り込んでいきます。
でもこちらはコンクリの階段なので、いわゆるお寺の参詣道ですね。
結構な急斜面ですが、まぁ大仏を見に行くならこんなもんかなという感じ。
これだけの勢いで登れば眺めの良いところに着くのでは。
5分ほど歩くと大仏に到着。
お寺かと思ったら境内には東屋と大仏だけでした。
お寺とは関係ないようです。
結構なサイズの真っ白な大仏。真っ白って珍しい気がします。
なんでここに大仏があるのかと思ったら、地元の歯医者さんが建立されたのだそう。
昭和に建立されたとのことで、そこまでの由緒はないんですね。ちょっと残念。
歯医者さんの大仏ですし。歯の健康を祈願しておきました。
もう一つのお目当ての井川本村は全く見えませんでした。
ちゃんと歩けと言われた気がしますが、時間が無いので井川駅へ。
アルプスの里
井川駅への帰り道、道の駅のような雰囲気のオクシズの駅アルプスの里へ寄り道。
お土産になるようなお菓子か工芸品でも買えないかな。
と思ったんですが、お目当てのようなお土産はありませんでした。こちらも残念。
お食事を食べている方はたくさんいて、ご飯はとても美味しそうでしたが、売っているものは基本的に農産物。
今日はそういうものは求めていないんですよね。。持ち帰るには遠いですし。
という訳で、さらに30分ほど歩いて井川駅へ。いやホントに遠いです井川駅。
帰りの列車は終電1本前なので、もう少し途中下車します。
次回、長島ダム駅前を探索します。
↓気が向いたら押してやってください