まずは上社本宮から。
下社ともまた違って特徴あるので四社巡りをしても全く飽きないのが良いです。
本宮は工事中でしたが、それでもさすがの風格。
門前町も充実していて本宮と名がつくだけはありました。
工事してないときにまた行かないと。
諏訪大社上社本宮へ
上社は諏訪湖から少し離れて南側、諏訪市に本宮、茅野市に前宮があります。
関東にお住いの方からすると四社の中では近い方2つになります。
関東住まいではないですが家の近くなので、旅の帰りがけに訪問です。
関係ないですが、旅のプランで近く→遠くに進む人と遠く→近くに進む人はどちらが多いのでしょうか。
私は基本後者で帰りに楽したい人なんですが、早くから楽しみたい前者の方はいますか?
どうでも良い話は置いておいて、まずは上社本宮へ。
こちらも有名どころにも関わらず、大きな駐車場が無料です。ありがたい。
相変わらずのフリー駐車スタイルですが、慣れたので戸惑うことなく駐車して参拝へ。
下社にはあまりなかった門前町のお土産屋さんがたくさん。
やはり本宮だけあってここが一番大きいのでしょう。
コロナの影響かほとんど人がいなかったのはちょっと気がかり。。
駐車場から5分もかからずに境内に到着。
鳥居はオーソドックスですが立派です。
本宮散策
内部はこのような配置になっています。
赤矢印が参拝道。かなり特徴的なルートです。
北参道からくると、いったん左に折れて東参道の手前の入口門まで行き、そこでUターン、布橋を渡りながら帰ってきて、再度Uターンして向かって左手にある参拝所に辿りつくコース、のようです。
ようです、というのは、布橋を工事していて渡れなかったから。
2025年まで工事の予定です。残念。
ただ、見られる範囲は参拝道にあわせて見てきました。
まずは、手水舎の脇にあった明神湯
流れているのは名前の通り温泉でした。
下諏訪でもそうでしたが、さすがは諏訪です。
その傍らに雷電爲右エ門の銅像
江戸時代の伝説の力士。21年の現役で10敗しかしなかったという嘘のような数字が残っています。
ただこの彫刻は三横綱を合わせた物だったりで、かなり創作より。
作った諏訪の彫刻家の方の方がゆかりが深そうです。
雷電さんも信州とはいえちょっと離れたところの出身ですし。
手形の手は相当な大きさでした。全く届かない。
本宮の一の御柱
やはり存在感があります。
そしてこれだけの大木がつるつるなのも特徴的。
一の御柱の近くには直接参拝所に向かう階段もあるので、お時間ない方はこちらから行くことが多いでしょうか。
私は初志貫徹。参拝路にあわせて進みます。
写真だと小さく見える太鼓も半端ないサイズでした。
この写真で分かるでしょうか。
この大きな立派な神楽殿に負けないサイズ。
大晦日に叩かれるそうですが、音の大きさも凄そうです。
ちなみにこの手前には立派な土俵もあります。
想像通り奉納相撲で使われているようです。
やはり大きな神社は違います。
勅使殿
なんてことない建物のようですが、1690年に建てられた重要文化財です。
東端には二の御柱
布橋の工場足場があるせいでちょっと足場感がありますが、御柱。
このあたりには楡の古木や馬の像が入る神馬舎などもありますが、人も少なくてちょっと裏手感があります。
神馬舎をはじめ、この辺りは結構良い雰囲気だったんですが、もったいないような。
本来のルートはここから布橋方面ですが、工事中なので、引き返して最初の階段へ。
家康が寄進したという四脚門や東西の宝殿は見たかったなぁ。
階段上ると、左手にはすぐに参拝所が見えますが、いったん周りから。
宝物殿脇には四の御柱遥拝所
四の御柱は宝物殿奧、諏訪大神の御神霊宿るというが神体山の麓に立っていて、こちらから見上げる形式でした。
苔むした雰囲気と言い、良いです。
ちなみに三の御柱も同じように山の麓に立っています。
勅願殿
古くから祈祷所として使われてきた建物です。こちらも1690年の建立とされます。
そして一番奥に位置するのが参拝所
下社と同様に本殿を持たないため、こちらで参拝します。
ただ、下社と違って拝殿も遠くから拝む形となります。
最後に拝殿と左右片拝殿
下社と同様にこれぞ諏訪大社という建築。立派ですし、細かいですし。
本当はもっと近くで長くみたいんですが、次の方もいるので少しだけ見て終了。
工事の関係もあって見られなかったところが心残りではありますが、特徴の片鱗は味わえたかな。
最後は前宮へ向かいます。
この旅は馬籠宿からでした。
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