にわかお城ファンの旅行記

にわか城好きの歴史探訪記

周りに影響されて城巡りを始めました。百名城スタンプ目当てだったのに気がついたら沼にハマっていました。

最果ての風景@野付半島 -道東2018夏(7)

私の住む地域では、休業要請が少しずつ解除されてきました。
まだまだいつもの日常には程遠いですが、緩めすぎずに少しずつ近づけていきたいものです。

旅行記は知床の後、羅臼側に抜けて海沿いを根室へ向かいます。
途中、野付半島に立ち寄りましたが、ここの風景がすごかったのでピックアップ。
立ち枯れの木が一面に広がる景色はまさにこの世の果て、なかなか見られない心揺さぶられる景色でした。

ここでご紹介する施設はいずれも臨時休館中です。
今向かわれることは新型コロナウイルス感染拡大につながります。状況が改善してからご訪問ください。

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 1:道の駅知床・らうす 2:野付半島ネイチャーセンター

道の駅知床・らうす

野付半島に向かう前にお昼を食べた道の駅知床・らうすも簡単にご紹介。
道の駅のご多分に漏れず、その土地の土産物屋や料理店が入っています。

知床食堂さんの2階のレストランへ。
こちらにはホッケやキンキ、時鮭など、惹かれるメニューがたくさんあります。
結構人気なようで、数十席ある広いお店でしたし、13時過ぎについたのに、それでも30分ぐらい待った記憶があります。
ホッケはとても大きくて食べきれないほどでした。

r.gnavi.co.jp

知床食堂さんのHPはこちら 羅臼の海味 知床食堂

ただ、この道の駅のハイライトは景色でしょう。
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こちらが建物の上から海側を見た景色。
国後島に一番近い道の駅を謡うだけあって、正面に広がる国後島を拝むことができます。こんなに近いんですね。

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ちなみに、建物には海鳥もたくさん来ていました。

基本情報

  • 住所:北海道目梨郡羅臼町本町361-1
  • 開館時間:9:00~17:00(4-9月)10:00-16:00(11月‐3月)
    (店舗の営業時間は別途ご確認ください)
  • 休館日:年末年始
  • 駐車場:大型3台、普通車25台
    駐車場は狭く、この時は停めるまで数十分待ちましたので、要注意です。
  • HP:

    www.hokkaido-michinoeki.jp

野付半島

野付半島羅臼から根室へ向かう途中にある、日本最大の砂嘴(砂が堆積してできる、くちばし型の半島)です。
地図でもわかるように非常に細い半島で、その真ん中を走る道路からは左右ともに海という海中道路のような景色が楽しめます。

野付半島の見どころは、トドマツの原生林の立ち枯れの森(トドワラ)、ミズナラの立ち枯れの森(ナラワラ)などの枯れ木が並ぶ草原でしょう。
まさに最果てという景色が広がります。

もともとあった原生林が、半島の地盤沈下により侵入してきた海水の影響で立ち枯れの森となりました。

トドワラは、立ち枯れの森となって長い年月を経ているため、風化の影響も大きく立ち木群は少なくなっています。
遊歩道があり、草原に枯れ木が転がる景色を近くから見ることができます。

ナラワラは森の周囲、海の近くから徐々に立ち枯れてきている様子を見ることができます。
こちらは散策ができないので、遠くから眺めるだけですが、その分立ち枯れの森を見ることができます。

幻想的な景色は有名だそうで、CDのジャケット写真などに使われているとか。
検索すると、私が撮るよりずっときれいな写真がたくさんヒットしますので、ぜひ見てみてください。

訪問記

野付半島海中道路を走って、野付半島ネイチャーセンターへ。
この半島も途中からほとんど建物がなく、最果ての雰囲気が漂います。

羅臼で思ったより時間をとったのでネイチャーセンターは閉まっていました。
トドワラには行けません。。
日が沈んできていたので写真では現地の雰囲気は伝わりにくいかも。。。

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駐車場から半島の先端を眺めます。何もない平らな土地です。
日が沈んで薄暗い時間でもあり、勝手に物寂しい雰囲気を感じました。

駐車場からは対岸にナラワラを見ることができます。

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前面に立ち枯れの白い木、奥にはまだ生きている森という景色が広がります。

地盤沈下の影響で外から立ち枯れてくる、ということを考えると、奥に見える緑の森もいずれは枯れてしまう運命なんですね。。

そもそも砂の流出がひどいようで、半島自体もいずれは切れて島になり、なくなってしまうかもしれない、という話もあります。

そんなことを考えると余計にセンチメンタルな気分になります。

いまの景色を精一杯目に焼き付けておこう、と思って、しばらく何もせずに景色を眺めてから根室へ向かいました。

コロナが落ち着いたら、もっと時間を取ってまた見に来たい印象的なスポットです。

基本情報

野付半島ネイチャーセンター

  • 住所:北海道野付郡別海町野付63番地
  • 開館時間:9:00~17:00(4‐10月)
         9:00~16:00(11‐3月)
  • 休館日:年末年始
  • アクセス:
    車:釧路市から140分。無料駐車場あり
    公共交通機関:対岸の尾岱沼からの観光船で往復が可能です。(4‐10月のみ)
  • HP:notsuke.jp

道東2018夏 そのほかの記事はこちらから↓

tmtmz.hatenablog.com

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