山形の宿は蔵王温泉へ。
あまり宿泊先にこだわらないのですが、珍しく温泉宿に泊まってみました。
樹氷で有名な蔵王ですね。
蔵王温泉は日本最古の温泉の一つに数えられ、日本武尊の蝦夷征伐に従軍した吉備多賀由が西暦110年に発見したともいわれます。
また、最上義光も愛したとか。
玉川温泉に肩を並べるほどの強酸性硫黄泉で、pHでいうと1-2程度。
貴金属も腐食させてしまいますね。
それゆえ様々な効能があり、美肌の湯や石鹸いらずの湯、子供が丈夫に育つ湯といわれています。
そんな蔵王温泉の共同浴場や温泉街を回ってきましたので軽くご紹介。
1.蔵王温泉大露天風呂 2.五感の湯つるや 3.下湯 4.上湯 5.酢川温泉神社
蔵王温泉大露天風呂
到着して最初に向かったのが蔵王温泉大露天風呂
200人入れる大きな共同浴場です。
川原にある露天風呂で解放感抜群です。自然の中での入浴はとてもリラックスできますね。
温泉に飽きた子供がそのまま川遊びしているのも微笑ましい。緩さが良いですね。
開放的過ぎて男湯は近くの橋からちょっと見えてますが、入っている分には遠くて気になりませんし、こんな緩さもまた良いものかなと。
入り口。ここから階段を下りて入っていきます。
トイレは温泉の近くにはありませんので、下りる前に駐車場のものを借りていく必要があります。
入浴料は600円。タオルも購入可能です。
石鹸シャンプーは使用禁止です。そもそも洗い場がなかったような。
掛け湯をして入ります。
湯舟は2段に分かれています。
下に行くほど温めですが、それでも熱い。
ほかの共同浴場よりは温度低めなようですが、それでも熱い(笑)
酸性なので余計に熱く感じるというのもあったんじゃないかと。
上段はとても長湯できる温度とは思えませんでしたが、地元も猛者たちが楽しそうに長湯していて驚きました。
おとなしく下段でのんびり。
GWだったので人も結構多くて自然の音を楽しむ雰囲気ではありませんでしたが、川の流れを見ながらの入浴はとてもリフレッシュできて良いです。
温泉から直接川遊びしているのも楽しそうで少し童心に帰りたくなりました。
ちなみに、風呂場は男女別で、共通の待合室があります。
玉こんにゃくを売っていたような。
基本情報
蔵王温泉大露天風呂
- 営業期間: 5月ごろ~11月下旬
- 営業時間: 平日 9:30-17:00(最終受付16:30)
休日 9:30-18:00(最終受付17:30) - 入浴料: 大人600円 子供(満1歳~12歳未満)350円
- 駐車場: 無料駐車場あり(60台)
- HP:www.jupeer-zao.com
大露天風呂の駐車場脇はスキー場。
GWなのに雪が残ってました。まさかこの時期に雪合戦できるなんて。
五感の湯つるや
宿泊は五感の湯つるやさん。蔵王温泉バスターミナル目の前のお宿です。
館内の写真はありませんので、さらっとだけ。
もちろんここでも温泉に入って、それもとても良かったのですが、その中でも貸し切り露天風呂がとてもよかったです。
気心の知れた仲間と楽しく入浴できるので、貸し切り露天風呂は好きです。
宿泊プランについてきたので無料でしたし。
晩ご飯は蔵王牛のしゃぶしゃぶ。
蔵王牛は初めて聞きましたが、立派なお肉だけあってとても美味でした。
ちなみに手前に見えるのは、お昼も食べたそばがきです。
こちらはお出汁に味付けがしてあるタイプでした。
部屋からの眺め。遠くに見えるのは蔵王連峰ですかね。
蔵王温泉郷散策
翌朝出発までの短い間に温泉街散策。
酢川沿いに開けた温泉街を酢川温泉神社方面へ。
酢川は、蔵王温泉の温泉水が流れ込んでいる関係で湯気が立ち上り、また白く濁った川になっています。
街中に湯気が漂っているのは温泉街風情がありますね。
蔵王温泉には大露天風呂のほかに上湯、下湯、川原湯の3つの共同浴場があります。
いずれもすぐそばに立地しているので湯めぐりにはうってつけのロケーションです。
下湯の前にあった足湯
蔵王温泉のお湯はこんな感じの白濁したお湯でした。
そのまま道なりに進むと上湯さん。
江戸時代からある歴史ある共同浴場です。
こちらは上湯の裏手にあった水車。
蔵王温泉特産のいがもちというお餅の原料となるもち粉をするために使われていたものだそうです。
もともとは酢川が滝のようになっている、どんどんびきにあったものだとか。
いがもちも時間があれば食べてみたかったのですが、8時前ではそうもいかず。。
このあと、酢川温泉神社を参拝して、3日目出発です。米沢城へ。
ちなみにGW東北城巡りは多賀城からでした。
tmtmz.hatenablog.comPS.
夏の旅行シーズンを前にまた感染者数が増えてきましたね。。。
そんなに早く元の日常には戻れないだろうと思っていましたが、こんなに早く感染が拡大するとは。
感染を抑えるには前みたいに人と人の交流を減らすことが有効だとは思いますが、ずっと自粛していたらコロナ以上に経済でダメージを受ける人が出てきてしまいます。
ブレーキを掛けたり放したりしていく必要があるのでしょうが、自分の周りだけでは判断できないので全体が見えないといけませんし、誰もやったことないのでそもそも塩梅が難しい。
一個人としては、お上の言うことをよく聞きながら、感染しないさせない新しい日常を見つけていくしかないでしょうか。
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