その1はこちら
tmtmz.hatenablog.com
訪問記
天守
天守曲輪を回り切って、ようやく天守へ。
好きなものは最後に残しておくたちなので。
ちなみに、この天守台も当時のもの。
まぁ今までの石垣と同じ風合いをしているので何となくそんな気はしますが、やっぱり自然石を組み合わせてうまく積み上げていっているさまが良いです。
ようやく本丸内部へ。
中は昭和の香り漂う歴史資料館になっています。
まぁこれはこれで、こんなものかなと。
天守の1階でスタンプをゲット。
天守門と天守がモデル。そりゃそうですよね。
ちなみにスタンプは天守の入り口ではなく、1階にあります。
入城券を買ってもスタンプの案内がなくて焦りますが、1階をぐるっと回るとスタンプが置かれていますので、焦らずに探しましょう。
私は危うく早とちりしてスタッフさんに聞くところでした。
最上階の3階は展望台になっています。金網がちょっと邪魔ですが。
南側の本丸曲輪と広場方面。かなり街に飲み込まれてしまっているんですよね。
こちらは東の天守門と二ノ丸方面。発掘状況はどんなもんなんでしょうか。
天守の展示で面白かったのは地下の井戸
籠城の時のために井戸を作るのは分かりますが、それを残して再建されたのはうれしいですね。
本丸
天守を終えて反対側の埋門から外へ。
左手の石垣は八幡台と呼ばれるところ。
天守台より一段高くなっていて、城を守る神社をお祭りしたと言われています。
こちらは裏門に当たる埋門
相変わらず石垣が立派です。
近くに浜松が誇るゆるキャラ家康くんと直虎ちゃんがいました。
浜松の街中にはたくさんいるのでちゃんと見たことがありませんでしたが、ピアノにウナギにと特産品がたくさん盛り込まれていたんですね。
そのまま真っすぐに浜松市美術館方面に進んでも良いのですが、もう少しだけ城跡と石垣を楽しみます。
遊具が置かれた平場を進んで、天守曲輪の石垣を下から眺めます。
天守曲輪の石垣には、邪(ひずみ)や屏風折、出隅、入隅と呼ばれる変わった形状の石垣が残されています。
特に邪は国内現存例の少ない構造とのことで、見たかったのですが、どれか分かりませんでした(笑)
こちら多分屏風折。上からの死角をなくして、防御機能を高める工夫です。
浜松城公園日本庭園
載せきれないくらいの写真を撮って、城跡部分は終了。
そのまま残りの公園パートを散策。日本庭園があったので入ってみました。
城跡にゆかりがあるのかと思いましたが、説明板からは特に縁は読み取れませんでした。
ですが、ふらっと入ってみると思いのほかきれいに整備されていて良い雰囲気。
こういう予期せぬ出会いはうれしいものです。
緑と水のある景色は心が安らぎます。
曇りでもきれいに写真を撮れる技術が欲しい(笑)
10分もあれば回れる広さでしたが、良いリフレッシュになりました。
ほとんど人もおらず、静寂に包まれた良い日本庭園でした。
そのまま近くの曳馬城へ向かいます。
感想
満足度 3/5
観光としては、復興天守や天守門で、これぞ城跡と思える、歴史好きは石垣などを通して古に思いを馳せられる、よい城跡でした。
石垣は言わずもがな、復興天守もそれなりになじんでいて街のシンボルとして良いのですが、ただ城跡メインで回るにはちょいと狭いかな、という印象。
発掘を通じて歴史関係の展示が増えれば、歴史施設としての楽しみも増えますね。その日に期待です。
基本情報
- アクセス
電車:JR浜松駅から徒歩約20分
または遠鉄バスで市役所南 バス停下車 徒歩5分
車: 東名高速浜松ICより約30分
無料駐車場あり - スタンプ・開館時間
天守閣1階
8:30~16:30
休館日:12/29-31
入場料:大人200円 中学生以下無料 - 城跡
同上
公園自体は17:00までです。 - 所要時間
0.5~1時間 - 付近のスポット
近くの百名城関連だと掛川城、高天神城、吉田城でしょうか。
↓気が向いたら押してやってください