ようやく甲信の甲にやってきました。甲斐の国。
昇仙峡の紅葉見物。あぁ投稿時期を逃してしまった。
失礼ながら調べるまで全く知りませんでしたが、アクセスも良く、渓谷も紅葉もとてもきれいで、人気にも頷けるスポットでした。
自然の中のハイキングはとても気持ちよく、紅葉シーズンでなくても良いハイキングコースでしょう
御岳昇仙峡
御岳昇仙峡は甲府市の北部にある全長約5kmの渓谷です。
川が削った断崖絶壁、奇岩、岩山、滝など、珍しい地形が目白押しです。
特に秋の紅葉は人気で、標高差のおかげで約1か月に渡って渓谷と紅葉の美しい景色を楽しむことができます。
長潭橋~天鼓林
紅葉のハイシーズンの駐車場渋滞は困る、と朝一番に到着。
コースの一番下と中盤、一番上に駐車場がありますが、せっかくなので全行程歩くことにして一番下の駐車場へ。
11月頭で紅葉が始まっている頃でしたが、9時半に着いた駐車場はまだ空きあり。
でも帰り13時頃は満車でしたので、やっぱり早く来て正解でした。
さて、昇仙峡の全体図はこんな感じ。見えないかな笑
一番下が長潭橋、中盤に天鼓林、終盤に仙娥滝という目印があります。まずは天鼓林へ
自称日本一の渓谷美。
でもWikipediaにも日本五大名峡と書かれていますし、日本遺産らしいですし、あながち自称だけではないのかも。
スタート地点には立派な石碑
何ということはないですが、お城巡りで石碑が気になる性分になってしまいました。。
さて、渓谷というと服装や足元が気になるところです。
ただ、昇仙峡では川沿いにずっとアスファルトの車道があります。
さらに、ハイシーズンは自動車通行止めなので、とても歩きやすい。
感覚は、ちょっと坂のある普通の道と言ったところ。特別な服装なしでも訪問可能です。
歩き始めてすぐに渓谷です。川沿いに大きな岩がゴロゴロ
そして目立つ石1つ1つに名前がついています。
こちらは亀石
確かに見えなくもないかな。
オットセイ石
分かるようなわからないような。
大砲岩
これは大砲っぽいですが、むしろ柱状節理なんじゃ。。。
この先も岩の説明がたくさんあるんですが、追いかけるのに飽きてしまいました。失礼
むしろ景色がきれいで見ていたい。
大きな岩に打ちつける荒々しい川の流れがすばらしい。
紅葉という感じではありませんが、渓谷美は確かにすごい。
とか言いながら出てきたラクダ岩
うーんどれかな。右上の大きな岩?
熊石
背中を向けたクマですね。これは分かる気がする。
こちらは猫石
どれでしょうねぇ。。
途中から石の名前ばかりになってきたのは、ずっと美しい渓谷の景色が続くから。
歩いている分には気持ち良いので、これはぜひ現地で。
大佛石
確かに。というか、このサイズの岩は素直に圧巻。
こちらはハマグリ石
分かる気がする。でも昔の人がハマグリ石とか言うかな。これだけ内陸なのに。
ちなみに、うすうすお気づきとは思いますが、このあたりは紅葉はまだでした。
標高差があるので、上の方は紅葉していると期待して先へ。
登竜岩 これは何となく名付け方が古い気がします。
年季の入った看板とともに。5行目の漢字はキロなのかな。
途中の橋から木にフォーカスして。
このあたりはもう少ししてから真っ赤になるのかな。
天鼓林~仙娥滝
天鼓林へ到着。
名前の由来は、足を強く踏み鳴らすとポンポンと鼓のような音が返ってくる場所があるから、だそう。
現地にそんな説明あったのかな。どこでその音が鳴ったのかな。
紅葉がたくさん生えていたので、時期になると一面真っ赤な紅葉の森になるのでしょう。
が、何となくわかっていた通り、、
まだ青紅葉でした。
つり橋を眺めたり、
ネコを眺めたりして、
中盤にある駐車場を過ぎると明らかに人が増えてきました。
そしてすぐに、昇仙峡の奇岩のハイライトがお出まし。
覚円峰
今まで見てきた大量の岩と比べても明らかに目を引く形をしています。
足元の木々がしっかり色づいたらきれいでしょうね。
いや、カメラの問題か。
覚円峰を過ぎると一気に木々が色づいてきました。
これは紅葉の名所。
でもまだまだ渓谷美も続きます。
石門
目玉の一つ石門へ到着。読んで字のごとく石が門になっています。
これだけのサイズの石というだけでも珍しいですが、さらに珍しいのが、
上の石は実は浮いているということ。
石門を過ぎるとさらに渓谷が深くなってきました。
仙娥滝
そして最後の注目スポット仙娥滝へ到着。長潭橋から1時間半の道のりでした。
滝はどこで見ても良いものです。
あと、歩ききって最後に滝、というのは達成感ありますね。
滝の上にはお茶屋街もあります。
この先さらにロープウェーで山の上に上がったり、影絵の森美術館なんかもあります。
影絵の森美術館、キャッチーな影絵の展示が多くて、結構面白かったです。
感想
前半は渓谷美+ハイキング、後半は紅葉+深い渓谷美といった様子。
見渡す限り真っ赤っかという状態はありませんでしたが、奇岩と川、自然の美しさは人気になるのも納得でした。
ただ、一番下に車を停めると、ロープウェーに乗らなくても往復3時間以上かかったので、後半だけのお手軽プランも十分にありかもしれません。ハイライトは後半ですし。
この旅は善光寺からでした。
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