緊急事態宣言がようやく全国で解除されました。
予断を許さない状況ではありますが、落ち着いてくれますようにの希望を込めて、久しぶりの県外の記事。
昨年秋の行楽シーズンの長野山梨、甲信への旅をまとめます。強引?
王道観光ルートばかりですが、良いところは何度行っても良いものでした。
最初は善光寺。一生一度は善光寺詣りと言われるいわずと知れた超有名どころ。
2回目の訪問ですが、きちんと回ったのは初めてかも。
お戒壇めぐりに山門に経蔵に、人気がある理由がよく分かりました。
姨捨サービスエリア
時は2020年秋
コロナの間隙を縫って当時は生きていたGoToで長野旅行に向かいました。
一路長野市は善光寺へ向かいたいところですが、その前にいったん寄り道敵情視察
長野自動車道の姨捨SAで小休憩です。
ここへ向かった訳はこちらの絶景。
サービスエリアからの善光寺平の絶景です。ちょっと霞んでいますが、見えて良かったー
千曲川に沿って広がる善光寺平の街並みが一望できます。
長野って本当にきれいな盆地ですね。
戦国の世だったらここからの攻め込み方とかを考えたんでしょうね。きっと。
平和な世ですが、善光寺への向かい方を考えたりするので、人間の本質は変わっていないのかも。
善光寺参道
さてさて、そんなアホなことはおいておいて、本当に善光寺に向かいます。
善光寺は長野駅から正面に真っすぐ徒歩30分。歩くと遠いのでバスがよいでしょう。
駐車場は長野駅と反対側の善光寺そばにたくさんあります。
今回は参道側に車を停めて参道散策から開始です。
善光寺へ向かう参道は、お寺から離れたところでも石畳風になっていて、レトロな建物が多くて良い雰囲気です。
郵便局もおしゃれ。
お寺に近づくほど門前町感が増してきてレトロな建物が増えてきます。
こういうところで売られているお土産ってなんか惹かれてしまいますよね。
ちゃんと七味を購入しました。
善光寺交差点を過ぎると宿坊が立ち並ぶ本格的な石畳の道になります。
抜けるとすぐに仁王門。
仁王門
仁王像に定額山の山号の看板がかかった仁王門に到着です。
1752年に建立されましたが、地震などで二度焼失。
今のものは1918年 大正7年に再建されたものです。
最後の変化が大正7年だったこともあり、仁王門の変遷を移した写真がどこかに飾ってあったような。
とても立派な門なので、これを抜けるとまさにお寺という雰囲気になるかと思いきや。
仲見世通りという門前町に出ました。
土産物屋や飲食店がたくさん。
今思えばこの頃はまだコロナも穏やかだったかも。
途中にあった、信州伊那栗のお店で買った栗シェイク
けっこう栗感があって美味しかった記憶。
山門
仲見世通りを抜けると山門です。
ここからはまさに善光寺という雰囲気。
山門は登れますので、もちろん登楼参拝に上がりました。
写真撮れないので中を見たいからは実際に登ってみてください。
「善光寺」の看板の字に隠れた鳩や、牛に見える善の字を間近に確認できましたし、壁には昔の観光客の落書きが残っていて短い中に見どころ多めでした。
牛にひかれて善光寺まいりですもんね。
こちらは写真が許されている外の景色。
まずは仁王門、長野市街方面。
ここまで歩いたまっすぐの参道がよく見えます。
こちらは本堂側
俯瞰で見る構図はなかなかないので良いです。
結構な高さにいるはずですが、本堂大きいです。
本堂
さて、ちゃんと大香炉の煙を浴びたら本堂へ。
本堂は1707年に再建されたもの。
江戸時代の貴重な仏教建築として国宝にも指定されている非常に大きく立派な建物です。
中の見どころは公式HPをご覧ください。ここまでのも載ってますけど。
本堂のご案内-境内のご案内 | 信州善光寺
本堂内部は、人は多いですが厳かな空気が漂っています。
じっくり座ってしばらく拝んで、次の見どころへ向かいます。
お戒壇巡り
瑠璃段床下の真っ暗な街道を進んで、秘仏の御本尊様と結縁を結ぶお戒壇巡りの入り口もこの本堂にあります。
繁忙期は並ぶそうですが、この時はさすがにさくっと入れました。
真っ暗といわれていましたが、奥に進むと本当に真っ暗。
何も見えないところを進む経験は貴重です。
壁の目印がなんと頼りになることか。
極楽の錠前も全く見えませんが、何とか触れることができて良かった。
光が見えたときは本当に安心しました。
経蔵
本堂の見学を終えて、もう少し周囲を回ります。
まずは経蔵。1759年に建立されたお堂で、内部の八角の輪蔵が有名です。
5tの輪蔵を一周回すと内部に収められている一切経をすべて読んだことと同じ功徳が得られるのだとか。
そう楽してよいのかという気もしますが、功徳は欲しいのでちゃんと回しました。
確か5-6人で回したような。そんなに重くなかったような。功徳はこれからやってくるのかな。
日本忠霊殿・善光寺資料館
最後に向かったのはこちらの資料館。
ここの地下の資料館が面白かった。
善光寺の宝物以外にも過去の御開帳の資料や善光寺信仰の歴史が展示されていて、興味深い。
一生一度は善光寺詣りと言われただけあって古くから親しまれていたことがよく分かる展示でした。
そういえば仁王門の変遷もここにあったかも。
まだまだ見どころはありますが、今回はここまで。
俗な部分と厳かな部分と、さすがの人気が伺えました。
次は近くの古戦場へ向かいます。
旅行記つながりでこのあたりはいかがでしょう。
↓気が向いたら押してやってください