今日の晩ご飯はたこ焼きの具材を使ったお好み焼き。
たこ焼き粉を買い忘れたので、家にあったお好み焼き粉でお好み焼きにしてみました。
関西の粉もんのマリアージュですね。味はどうなることやら。
さて、この旅の最後も食べ物の話題、油揚げと恐竜博物館です。
どちらもとても有名どころ。はずさない定番の良さがありました。
竹田の油揚げ 谷口屋
ケンミンショーなどでも取り上げられた大きな油揚げのお店谷口屋さんに行ってきました。
冒頭の写真の通り、福井の外の人間からすると油揚げというより厚揚げの見た目ですが、福井ではこれを油揚げと呼ぶそう。
特に福井市では油揚げの消費量が全国でもダントツです。
浄土真宗の信仰が厚くて、精進料理や報恩講料理で出されていたことでなじみ深い食材になったのだとか。
今回の谷口屋さんも、平泉寺と並んでかつて白山信仰の拠点だった豊原寺があった坂井市丸岡町竹田にお店を持たれています。
永平寺も近くにあって昔は精進料理に油揚げを揚げに行っていたそう。
その大きさからテレビで見かけることも多く、その度に食べたくなっていたので、念願の訪問でした。
ここまで大きくなったのは精進料理というより谷口屋さん独自の改良の結果のようですが笑
さて、前置きが長くなりましたが、そんな谷口屋さんで頼んだのはもちろん油揚げ定食です。
油揚げのお店では当然ですが、正直まさかですよね。油揚げメインの定食。
本当に油揚げがメインで残りも豆腐に油揚げのお浸し、油揚げの味噌汁と油揚げオンパレード。
巨大な油揚げもそのままカリッと揚げたてで出てきました。
大きなお茶碗と同じ大きさ。大きい。
厚さもすごい。自分の中の油揚げの定義を覆してくれます。
厚揚げ専用のタレと塩、大根おろしやネギの薬味を使っていただきます。
切ると外はカリッとしていますが、中からはじゅわっと美味しいお出汁?が出てきます。
とても美味しい。
油揚げでご飯を食べるのに若干不安も感じていましたが、全く問題なく十分にメインを晴れるおいしさでした。
脂っこさを感じることもなく、ちょうどよい満腹感で食べ終えることができました。
実は本店が混んでいたので分店に向かったのですが、分店は11月30日で閉店してしまうそう。コロナの影響か、とても空いていましたからね。。。
本店は混んでいたとはいえ厳しい環境ですし、応援したいところです。物産展で見かけたら買います。
恐竜博物館
油揚げでヘルシー?にお腹を満たしたら、勝山市にある恐竜博物館へ。
恐竜の町福井を象徴する博物館です。
恐竜博物館といっても小さい子供向けのテーマパークだけではなく、大人も興味深い展示が数多くある、老若男女楽しめる名所です。
さすがに前回成人男性一人で行ったときはちょっと周りの目を気にしましたが、今回は二人なので問題なし。
ちなみに、コロナの影響で訪問時も2020年11月現在も予約制になっています。
訪問時は空いていましたが、今は満員になる日もあるようで、早めに予約した方が良いかもしれません。
そもそも予約制に気づかずに訪問してしまうお父さんお母さんいるんじゃないかな。怖い。
通常展示以外に、発掘現場を見学、野外解説、発掘体験ができる野外恐竜博物館もあります。こちらも楽しそうですよね。
滞在時間は、通常の展示見学に1~2時間でしょう。野外は2時間とHPに書かれています。
野外も両方見るなら1日見ておいた方がよさそうですね。
訪問記
駐車場までの道中にも恐竜の卵のオブジェがあったり、駐車場には恐竜がいたりと、外からワクワク感を高めてくれます。
福井駅でもそうでしたが、恐竜はフォルムからして遠くからも存在感があるのが良いですよね。
でもこれを動物園で見たらキリンだと思うかもなぁ笑
館内は、時代ごとの恐竜の骨格標本やレプリカ、発掘されたままの状態の標本など展示が盛りだくさん。ここまで集めるのは大変だったでしょう。
どれもその迫力に圧倒されます。
それぞれの恐竜ごとの特徴を近くに解説してくれていて、それで理解が進むのもうれしいですね。
残念ながら素人なので感想は「ジュラシックワールドにいたね」とかになるんですが笑
個人的には、カブトガニの這い跡の化石が一番印象に残っています。(恐竜じゃなくてすいません。)
最期にさまよっている様とその時の姿がそのまま残ったところに、感慨を感じるんですよね。あの時どう思っていたんだろう、とか。
もちろん大型恐竜も迫力が違うので印象に残っていますが、ストーリーを感じるとまた一味変わりますね。
でもこれが追ってきたら、とか想像するとさすがにビビるな。。
そんなこんなで恐竜でお腹いっぱい。大満足で帰途につきました。
館内では化石のクリーニング作業をされている研究員の方もたくさんいて、好きなことを仕事にされている様に憧れを感じました。いいなぁ。