にわかお城ファンの旅行記

にわかお城ファンの旅行記

周りに影響されて城巡りを始めた新参者です。城と景色と郷土料理が楽しみな旅好きです。

百名城訪問記 犬山城(43)後編

犬山城の訪問記、後編。天守内へと進みます。
前半は曲輪の構造を辿っていたら天守前でお腹いっぱいになってしまいました。

tmtmz.hatenablog.com

訪問記

さて、天守内へ向かいます。
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天守内を下から隈なく見ていって最後に眺望、といきたいところですが、順路は真っ先に最上階へと誘います。
コロナだから導線を仕切っているんでしょうか。
素直に従って最上階へ。
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最上階からは外に出ることができます。手すりが低くてなかなかスリリング。
小学生の頃によく来た気がするのですが、今思うとよくこの低い手すりのお城に小学生を連れてきたものです。
まぁ、警備員さんが目を光らせてくれているので、安全は確保されているはず。

四方の眺めはすこぶる良好です。
こちらは南側。本丸側
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遠くには小牧山城

岐阜城方面
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足元を流れる川は木曽川、川の向こうは岐阜県、美濃の国です。
本当に断崖に建っていることがよく分かります。
この川を渡って攻めてこられたとは驚きです。

飛騨方面
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やはり木曽川が近い。

右手の橋は犬山橋(ツインブリッジ)

私が小学生のころまで道道路併用橋で、路面電車のように道路と線路が隣り合って敷かれていました。
車で通る真横を柵もなしに名鉄電車が走って行っていた記憶があります。
たまに線路を走っている車もいたような。

今はもう1本橋が架けられて2本橋が並んでいます。

東方面
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正面は犬山成田山でしょうか。モンキーパークの観覧車も小さく見えていますね。

一通り眺めた後、城内の見学へ。
まずは最上階。

成瀬家歴代当主の肖像画
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最上階には成瀬家の歴代当主の肖像画が並んでいます。
当然ですが、左手の最後の方は現代なので写真。

信じられませんが、本当にこのお城を個人で管理されていたんですね。
修理費、固定資産税とか大丈夫だったのかな。。。

最上階は赤絨毯が敷き詰められています。
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決して看板を撮りたかったわけではないですよ

この赤絨毯は寒さ対策とかではなく、江戸時代を再現してのこと。
7代成瀬正壽がオランダ商人と親しかったから、とされます。
イカラな当主だったんですね。

3階に降ります。

3階には唐破風の間があります。
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覗いてみたかったですが、さすがに立ち入り禁止。

2階は武具の間
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その名の通り、武器保管庫として使われていました。
三階と比べてとても天井が高くて解放感があります。

中央には骨組み模型がありますが、詳しい解説はなかったような。
犬山城は、城内の展示は極めてシンプルです。

周りは武者走り
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黒光りする板の間のこの雰囲気がとても良いです。梁も立派ですね。
この辺はさすがは現存天守といったところ。

当然階段は非常に急ですが、ピカピカの板で整備されていて、こちらの雰囲気は今ひとつ。
まぁ危ないのは良くないですしね。
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一階に降りて
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中央は上段の間

籠城の際の城主の居場所ですが、ここが使われたことはあったのでしょうか。

石落としの間
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中から見ると全然石落としではありませんが、外から見るとはっきり石落としの間でした。

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写真左端が石落としの間。
こうしてみると断崖を登ってこられることも想定していたようにも思えますね。

一階には犬山城では少ない展示が遠慮がちに置かれていました。
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城とまちミュージアムには2017年の落雷で被害を受けた鯱が展示されていました。

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鬼瓦

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犬山城の木造模型
ずいぶんと年季が入っています。

最後に地下 
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地下は急な階段と踊り場しかありませんが、石垣を間近で眺められます。

最後に外から改めて石垣を。
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野面積の色合いは浜松城に似たものを感じます。
こちらの方がもうちょっと赤っぽいかもしれませんが。

最後にもう一度全景
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雲ひとつない青空になっていました。素晴らしい。

城下町散策に続きます。

tmtmz.hatenablog.com

感想

満足度 3.5/5

天守は思い入れを抜きにしても言うまでもなく最高です。
古い時代ということもあって、雰囲気含めてとても良いです。

その分、ほかの遺構がほとんどないのは残念ですが、普通に観光で来てそんなこと気にする人は少ないでしょう。
観光地としての魅力は非常に高いと思います。

平成の世まで維持して下さった成瀬さんと地元の方々に感謝です。

基本情報

犬山城
愛知県犬山市犬山北古券65-2

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