にわかお城ファンの旅行記

にわかお城ファンの歴史探訪記

周りに影響されて城巡りを始めました。城と景色と郷土料理が楽しみな旅好きです。

黒田代官屋敷 (静岡県菊川市) -梅まつりで愛でる今年の梅

桜開花の便りが届き始めましたが、本日は初春の花、梅まつりの話題です。
ネタを熟成していたら時期を逃すところでした。危ない危ない。

梅を見たのは静岡県菊川市にある黒田代官屋敷
このお屋敷、現役の住宅でありながら国指定重要文化財に指定されています。
梅まつりの特別公開にあわせて訪問してきました。
さすが代官屋敷というお堀の中のお庭では、120本の梅が初春の訪れを告げていました。

黒田代官屋敷は梅まつりの時期のみお庭を開放されていて普段は長屋門だけが見学可能です。
住民の方にご迷惑をおかけしないように見学しましょう。

城館:黒田代官屋敷
HP:菊川市/黒田家住宅/菊川市内の指定文化財
訪問日:2021年2月

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概要

黒田代官屋敷は、永禄年間(1558-1570)にこの地に移り住んだ徳川家旗本黒田家が築いた屋敷です。

正面に大きな長屋門を設け、周囲にはを巡らせた広大な屋敷は広さ1haほど。
長屋門は18世紀前半の建築、主屋1854年安政東海地震後に再建されたものと考えられています。
1973年に主屋と長屋門が、1993年には米蔵なども含めた建物全体が国の重要文化財に指定されています。

現在も住まわれているため普段は長屋門しか見学できませんが、梅まつり期間中はご厚意で庭園を公開されています。

訪問記

梅まつりのニュースを見て、満開になった頃を見計らって訪問。
花も歴史遺産も同時に見られるなんて良いスポットですよね。

この辺り、黒田代官屋敷以外にも塩の道など、歴史上重要なスポットが集まっています。
塩の道は初耳でしたが、御前崎から長野県塩尻に続く、塩を輸送した道だそう。
知らない歴史が沢山あるものです。

こちらはそんな塩の道を記念して作られた塩の道公園にあった地図。
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塩の道公園はよくある整備された公園でしたが、すぐ隣に黒田代官屋敷があります。

地図上の環濠の絵に格式を感じつつ、屋敷へ向かいます。

黒田代官屋敷:長屋門

すぐに濠が見えてきました。
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どこの平城ですか、と言いたくなる立派な濠沿いに進んでいくと、

黒田代官屋敷の長屋門へ。
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こちらは18世紀後半に建てられたもの。
当時、一般農家が家に門を構えることは許可されておらず、黒田家の格式を表す門といわれます。
まぁ壕を見た時点で明らかに一般庶民とは異なることは分かるので、門でダメ押しというところでしょうか。

そして昭和50、51年に全面解体修理を行ったこともあり、状態もよさそうです。

説明板もしっかり設けてあります。
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黒田代官屋敷:梅まつり

と、普段はここまでですが、この日は梅まつりの特別公開によって中に入らせていただくことができました。
門をくぐって、検温と緊急連絡先を提出したら、いざ観梅です。

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早速梅の木。ちゃんと咲いている時期に来られて良かった笑

我が家が何個入るんだろうという敷地には、主屋、米蔵、ほかにも蔵や庭園など。
主屋などの建物には、間取りの説明板が出されていました。

現役のお家ですし生活感を感じたので写真は遠慮しましたが、自分の庭に説明板が出されるなんて、想像したこともありません。
せめてご迷惑をおかけしないようにしないと。

お庭にお邪魔すると、色とりどりの梅が花を咲かせていました。
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満開の木とつぼみの木とがいて、結構長い間楽しめるのかもしれません。

白梅
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お濠と紅梅
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どこかの城跡に来たかのような。

黄色みがかった花も。
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このあたりは満開の木が多かった。
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この木が一番咲いていたかな。
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広大な梅園とまでは行きませんが、十分に梅でお腹いっぱいになりました。
そもそも個人宅のお庭としては破格の広さですし、これが無料とは懐が深いです。

主屋では陶器のひな人形が飾ってありました。
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こういう大きなひな人形が飾れるおうちに住んでみたいと思ったこともありました。

長屋門の外には資料館があります。
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こちらはもちろん公開されていますので、梅以外の時期に来られた方はこちらへ。

感想

現役のお宅で重要文化財という驚きのお屋敷でしたが、それにたがわぬ広さと立派さを感じました。
また、名ばかりではなく思いっきり現役ということも分かりました。維持するの大変だろうな。

梅は言うまでもなく綺麗。無料で見せていただけて嬉しいような畏れ多いような。
こちらも個人で管理されているなんて信じられません。

梅だけを見るならもっと広いところもありますが、お客さんも少なめで密を全く感じませんでしたので、コロナ禍の観梅にはちょうど良いかもしれません。

アクセス

黒田代官屋敷

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